【宝塚記念/追い切り診断】連勝中の上がり馬に高評価「A」 「心身ともに充実一途」

■パンサラッサ

【中間調整】前走は自身初の海外遠征、かつ初経験のナイターでもあったドバイターフ。慣れない環境ながら主導権を握るいつもの戦法に出ると、直線でもいい粘りを見せ内、外と迫ってきた2頭と3頭横並びでゴールイン。長い写真判定の末、前年の覇者ロードノースと同着ながら優勝を果たした。その後は帰国検疫を経て放牧に出され、4月初旬の段階で宝塚記念に進むことが決定。ケアは順調に進み、6月7日に栗東へ戻っている。8日に坂路15-15で体をほぐすと、9日に坂路併せ馬を消化。ラスト2F12秒4-12秒2(馬なり)、準オープン馬に追走先着と、いきなりいい動きを見せた。16日の1週前追いでは同じ宝塚記念に出走する僚馬ステイフーリッシュを置き去りに。相手が稽古で目立たないタイプとは言え、状態の良さをまざまざとアピールするような動きだった。

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【最終追い切り】先週の段階で負荷は十分に掛かっており、レース当週は坂路で単走・馬なりの軽めの内容。馬場は水分を含んで荒れており、なおかつ混雑した時間帯だったが、まったく動じることなく集中して登坂。スムーズな加速を見せ、促されたゴール手前ではさらにギアを上げてスパッと切れた。

【見解】牧場でのケアが相当順調だったことようで、帰厩後の動きは海外GIで接戦を制したあととは思えないハツラツさがある。昨年春夏と休ませたことで強化された体質面も、回復の早さを後押ししているのだろう。原則坂路オンリーで仕上げられる馬だが、1週前は有馬記念時と同様CW追いを取り入れ距離延長対策を施してきた。これも体調がいいからこそ行える施策。ここでいい負荷を掛けられたことが最終追いの素軽さ満点の動きに繋がった感もある。心身ともに充実一途だ。

総合評価「A」

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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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