【欧州サッカー】スペイン・バスクの古豪、レアル・ソシエダによる久保建英獲得の動き 現地紙一連の報道

久保建英(C)ロイター/Jose Breton via Reuters Connect

スペインのスポーツ紙『Marca』は現地時間22日、バスク地方に本拠地を置くレアル・ソシエダが、久保建英を獲得するために、レアル・マドリードと交渉中であると報道した。

しかし翌23日、現地スポーツサイト『Fichajes.com』は、マドリードに久保を移籍させる予定はなく、ソシエダのオファーを「断った」と報じた。さらに24日には、今度はスポーツ紙『AS』が、ソシエダがマドリードと久保の移籍について交渉の意思があると改めて掲載。久保の去就について、スペイン国内でも様々な憶測が流れている。

◆久保建英がレアルマドリードを去る日 2024年までの契約ながらプレー先見通せず

■マドリードのでプレーは厳しい状態

『Marca』が22日に報道したところによると、レアル・ソシエダが久保の獲得についてレアル・マドリードと交渉をするのは今回で3回目となり、2020年と21年にも同様のオファーがあったとしている。しかし、結果的に久保はマドリードからマジョルカにレンタル契約されたのはご存知の通り。また、同紙は「マドリードとしては、『久保を他のチームに移籍させた上で、その後新たにマドリードに呼び戻して契約する』ことを考えている」とも報じている。

一方、24日の『Fichajes.com』は「マドリードは久保を移籍させる予定はなく、カルロ・アンチェロッティ監督がソシエダのオファーを断った」と掲載。将来的には、久保が「レアル・マドリードでプレーすることは決まっている」としている。長い目で見た場合のレアル・マドリードのチーム編成に久保が必要であったとしても、現状ではEU域外出身選手の扱いになる久保には、来季マドリードでプレーすることは厳しい状態。

さらに、24日に久保のレアル・ソシエダ移籍について述べたスポーツ紙『AS』は、「久保にとってより明確な選択は、ソシエダに加入することである」と触れている。しかし、ソシエダとマドリードの久保をめぐる交渉は難しいものになるであろうとも言及している。

こうしたスペイン現地メディアの報道を総括すると、レアル・ソシエダが久保の獲得を希望している可能性は非常に高いことがわかる。久保の移籍先あるいはレンタル契約先のチームについては、まだまだ不透明であり、いったいどこで来季はプレーするのか、気をもむばかりだ。

◆久保建英がレアルマドリードを去る日 2024年までの契約ながらプレー先見通せず

◆久保建英、来季レアルマドリードでのプレーは困難か 6月の移籍市場が山場

◆2試合ぶり先発の久保建英、同点を演出も沈むマジョルカを救えず 自身も来季構想外か

文・對馬由佳理(スペイン在住)


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