【CBC賞/血統傾向】条件合致で馬券圏内率7割超え 小倉での狙い目は非サンデーの血

3日に小倉競馬場で行われるCBC賞(GIII、芝1200m)の「血統傾向」を分析する。

フィリーズレビュー3着など重賞好走歴のある3歳牝馬アネゴハダや、昨年のCBC賞以来の川田騎手を迎えるタイセイビジョンをはじめ、昨年の覇者ファストフォース、京王杯2歳S以来の勝利を狙うモントライゼら、ハンデ戦だけにどの馬が勝ってもおかしくない面白いメンバーが揃った。

ここでは、血統データから読みとくCBC賞の推奨馬を紹介する。

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■小倉芝1200mは非サンデー系種牡馬から

今年も、京都競馬場改修工事による開催日割り変更のため、中京ではなく小倉で開催される。そのため、2017年以降に行われた小倉芝1200mのレースの中から7月開催かつ3勝クラス以上のレースに絞ったデータを集計。そのうち、3着内馬の血統表は以下の通り。

図を見てみると多数のサンデー系種牡馬が出走しているが集計すると【1-2-4-18】(勝率4.0%、連対率12.0%、複勝率28.0%/単回収値31)。勝利しているのは、2018年の佐世保Sで4番人気で1着したダイワメジャー産駒オールポッシブルのみと単系の馬券では信頼置きづらい。小回り平坦の短距離レースだけに瞬発力より持続力を問われるレースになりやすく、非サンデー系種牡馬から攻めたいところだ。

よって今回は3勝と断トツの成績を挙げているロードカナロア産駒から1頭、また、出走馬の種牡馬で小倉芝1200mで好走している短距離のスペシャリストであるタイキシャトルを父に持つレッドスパーダ産駒から1頭を推奨馬としてピックアップしたい。

1頭目は、ロードカナロア産駒の4歳牝馬・スティクス。初めての直線競馬となった前走の韋駄天Sでは、内枠からスタートと二の足の速さを発揮し、外ラチを確保。ポジションを取るのにスタミナを要したか、ゴール前でバテて10着に敗れたが0秒6差なら悪くない。2017年以降、父ロードカナロア×母父ネオユニヴァースの牝馬が芝1200mに出走すると【4-1-0-10】(勝率26.7%、連対率・複勝率33.3%/単回収値115)。なかでも前走より距離延長時は【1-1-0-1】(勝率33.3%、連対率66.7%、複勝率66.7%/単回収値263)と母数は少ないが、非常に高い好走率を誇っている。2020年の淀短距離Sで13番人気ながら2着に逃げ残ったジョーカナチャンのように、積極的な競馬をすれば走ってきそう。

2頭目は、前走2勝クラスの皆生特別を完勝したテイエムスパーダをピックアップ。重賞では2戦してともに二桁着順に敗れているが、フィリーズレビューでは距離、葵Sでは大幅な馬体減と敗因が明確にあり力負けではないだろう。また、小倉へのコース替りはプラスに働きそうで、レッドスパーダ産駒の牝馬が小倉芝に出走すると【5-2-2-14】(勝率21.7%、連対率30.4%、複勝率39.1%/単回収値416)と好成績。全20勝のうち5勝を小倉で挙げている。特に、460キロ以上馬だと【5-2-1-3】(勝率45.5%、連対率63.6%、複勝率72.7%/単回収値870)と抜群の成績で、父レッドスパーダに似た雄大な馬体を持った馬こそ狙い目だ。葵S時の様な大幅な馬体減さえなければ、重賞でも十分やれる地力があると見て推奨したい。

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文・中井達也(SPREAD編集部)


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