【CBC賞/騎手データ】アネゴハダに黄信号 条件合致で連対率50%の穴メーカーに注目

3日は小倉競馬場でサマースプリントシリーズの第2戦目となるCBC賞(GIII、芝1200m)が行われます。

CBC賞は中京競馬場で基本的に行われてきた重賞ですが、京都競馬場改修工事に伴う開催日割り変更のため、一昨年は阪神で行われ、昨年は小倉での施行。今年も小倉での開催となりました。そのため過去データは参考程度にとどめた方がいいでしょう。

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今回は2000年以降の小倉芝1200m戦かつ3歳(4歳)上OPor重賞を集計対象に指定し、気になる騎手データを見ていきます。主な集計対象レースは2006年以降の北九州記念です。

■この条件なら秋山真一郎騎手、北村友一騎手に出番あり

今年のCBC賞に騎乗する騎手の中で2000年以降に小倉芝1200m戦かつ3歳(4歳)上OPor重賞で騎乗経験があるのは14名。各騎手の騎手データは次の通りです。

なお、ルーキーの今村聖奈騎手、角田大河騎手は今週末に初めて小倉競馬場で騎乗します。

[2000年以降]小倉芝1200m戦かつ3歳(4歳)上OPor重賞の騎手別成績

この条件で勝ち星(集計期間内5勝)を積み重ねる福永祐一騎手に乗り馬がなく、同騎手に続く3勝を挙げる酒井学騎手も負傷療養中ですが、その2騎手が不在でもデータ上注目できる騎手が2名見つかります。それが着順と人気のバランスに優れ、連対率も他の騎手に比べて高い秋山真一郎騎手と北村友一騎手ですね。

人気馬に跨る機会が少ない秋山真一郎騎手ですが、2010年のアンコールSでは11番人気のアーバンストリートを3着に導き、2019年の北九州記念では9番人気のダイメイプリンセスで優勝。単複回収率はともに200%超えで、この条件では人気がなくても押さえるべきでしょう。

なお【秋山真一郎騎手】×【小倉芝1200m】×【3歳(4歳)上OPor重賞】×【牝馬】の組み合わせは集計期間内【1-1-0-3】と連対率が40%にまで上昇。奇しくも同騎手は前日16時時点で5番人気の牝馬スマートリアン(牝5、栗東・石橋守厩舎)に騎乗予定ですから、熱いパターンに該当します。人気以上の好走が見られるかもしれません。

そして北村友一騎手もこの条件では穴メーカーとして活躍中。2011年の北九州記念ではトウカイミステリー(8人気)、2012年の同レースでもスギノエンデバー(8人気)を勝利に導いていて、人気薄での一発が期待できます。

同騎手で注目したいのが騎乗馬の年齢。【北村友一騎手】×【小倉芝1200m】×【3歳(4歳)上OPor重賞】×【5歳以下】の組み合わせは【2-1-0-3】と連対率は驚きの50%。今年は前日16時時点で11番人気の4歳馬モントライゼ(牡4、栗東・松永幹夫厩舎)に騎乗予定のため、こちらも激走に期待できそうです。

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■川田将雅騎手は3着候補として考えたい

続いてこの条件で3番人気以内の人気馬に跨る機会が他の騎手に比べて多い川田将雅騎手について見ていきましょう。

2020年の北九州記念で10番人気のアウィルアウェイを3着に好走させていますが、2010年北九州記念のダッシャーゴーゴー(2人気11着)、2012年北九州記念のエーシンダックマン(5人気15着)の結果が響き、人気と比べると着順の落ち込みが見られますね。

牝馬騎乗時は【0-1-1-1】と買える組み合わせが見つかるものの、今年跨るのは牡馬のタイセイビジョン(牡5、栗東・西村真幸厩舎)。軸よりはあくまで3着候補として考えた方が良さそうです。

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■アネゴハダに騎乗 藤懸貴志騎手の取り扱いは

最後に当日も1番人気に推されそうな3歳牝馬のアネゴハダ(牝3、栗東・佐々木晶三厩舎)に騎乗を予定する藤懸貴志騎手のデータを見ていきましょう。

同騎手ですが、OPor重賞では最低人気クラスにしか騎乗する機会が今までなく、このデータだけでは判断不能です。そのため、2000年以降の小倉芝1200m戦における藤懸貴志騎手のデータも交えて総合的に判断する必要がありそうですね。

[2000年以降]小倉芝1200m戦 藤懸貴志騎手の成績

平均人気が物語る通り、フタ桁人気馬に騎乗する機会がとても多い藤懸貴志騎手。ただし、着順と人気のバランスは上々で、人気より1つ上の着順が見込めます。

しかしながら、同騎手のデータを細かく見ていくと、特徴的なデータが見つかります。それが1、2番人気馬に跨った際の成績で集計期間内は【2-1-2-7】で連対率は僅か25%。新馬戦、未勝利戦までは期待できますが、1勝クラス以上では【0-1-1-4】の連対率16.7%と数値がさらに落ち込みます。

ちなみに小倉芝1200m戦における1、2番人気騎乗時の全騎手平均連対率は42.8%ですから、人気に応えられているとは判断できません。人気を考えればばっさり切ってしまうのもありでしょう。

以上、CBC賞の気になる騎手データのご紹介でした。データ注目騎手として激走が見込めそうな秋山真一郎騎手、北村友一騎手をプッシュします。

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著者プロフィール

伊藤大輔(いとうだいすけ)●「UMAJIN.net」編集部
秋田県生まれ。スポーツ関連書籍出版社、競馬専門紙の勤務を経て、現在はUMAJIN .netでライティング、競馬データ解析等を担当。『SPREAD』では主観的要素の強い「馬体解析」と客観的なデータの蓄積である「騎手データ」から、注目すべき馬と騎手を取り上げていく。


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