■スマートリアン
1番人気に支持された前走の安土城Sは5着。好スタートを切ってすんなり好位4番手からレースを進めるも、直線で2度も進路が塞がれてスパートが遅れるロスがあった。ゴーサインが出されたのは残り200mあたりで、そこから上位との差を縮めていったものの、大勢が決したあとだった。完全に脚を余し、不完全燃焼の一戦。
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本来は先週のパラダイスSを目標に調整されていたが、除外を受けてここへ。中間の動きから1週スライドの影響はなさそうで、初のスプリント戦もこの馬のスピードをもってすればプラスに作用する可能性が大きい。さらに、小倉コースは初めてだが、直線平坦の京都で【3-1-1-0】といかにも合いそうだ。
リステッドで2着3回、3着2回の実績を考えればハンデ53キロも手ごろ。また、夏場に調子を上げるタイプなので、今回好走の条件が揃ったと言える。先団からうまく流れに乗って、開幕週のきれいな馬場を味方にそのまま押し切りたい。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。