【七夕賞/データ攻略-後編】前走フタ桁着順の穴馬、連対率“75%”が波乱を巻き起こす

 

【七夕賞/データ攻略-後編】前走フタ桁着順の穴馬、連対率“75%”が波乱を巻き起こす

前編ではヒートオンビートアンティシペイトのデータについて取り上げたが、後編でデータ面から上位進出の可能性を秘めた穴馬候補2頭を取り上げたい。

◆【七夕賞2022予想/データ攻略-前編】ヒートオンビートに「勝率0%」の死角 「連対率100%」が後押しする人気馬とは

【七夕賞/データ攻略-前編】ヒートオンビートに「勝率0%」の死角 「連対率100%」が後押しする人気馬とは

【七夕賞/データ攻略-前編】ヒートオンビートに「勝率0%」の死角 「連対率100%」が後押しする人気馬とは

■データが導く2022七夕賞の穴馬候補は

<穴候補1 モズナガレボシ>

昨年の小倉記念勝ち馬。馬券外が続く今年の内容を見るより人気落ちが濃厚な1頭だが、ここはローテーションの部分でリカバリーを図る。

・叩き3戦目の成績【1-2-0-1】

この馬で注目したいのは2走前。1000m通過58秒5の淀みない流れとなった新潟大賞典で道中2番手から4着に入っていた。暑い時季への適性は抜群。得意ローテで臨む今回は穴妙味漂う1頭だ。

◆【七夕賞2022予想/穴馬アナライズVol.1】想定“8人気”前後の盲点 「距離延長がむしろプラスになる」

【七夕賞/穴ライズ】想定“8人気”前後の盲点 「距離延長がむしろプラスになる」

【七夕賞/穴ライズ】想定“8人気”前後の盲点 「距離延長がむしろプラスになる」

<穴候補2 エヴァーガーデン>

牝馬限定重賞でフタ桁着順に敗れた前走。七夕賞当日はフタ桁人気が予想される馬だが、データ面での強調材料は存在する。

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・右回りの芝2000mで馬番6番以内【2-1-0-1】

このなかには2歳夏の福島芝2000m勝利も含まれる。内枠の2走前はこの距離で勝利を収めており、枠なりにロスなく先行できれば変わり身の可能性は十分だ。

▼その他、データ予想
◆【七夕賞2022予想/データ攻略-前編】ヒートオンビートに「勝率0%」の死角、「連対率100%」が後押しする人気馬とは

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◆【七夕賞2022予想/騎手データ】人気馬2頭に明暗も 大穴候補は条件合致で“連対率50%”の「美浦のベテラン」

【七夕賞/騎手データ】人気馬2頭に明暗も 大穴候補は条件合致で“連対率50%”の「美浦のベテラン」

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七夕賞2022予想コラム一覧

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◆【追い切り診断】人気一角に不満の「B」評価 さすがの迫力も「全幅の信頼は置きづらい」

◆【追い切り診断】ヒートオンビートを上回る最高評価「S」 優勝も意識できる「狂いのない調整」

◆【追い切り診断】実績上位の人気馬に「A」評価 柔軟な脚捌きで「平凡さをまったく感じさせない」

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定“8人気”前後の盲点 「距離延長がむしろプラスになる」

◆【穴馬アナライズVol.2】想定オッズ“10倍”前後の惑星 「実績ほど上位陣との差はない」

◆【穴馬アナライズVol.3】前走敗戦で“人気落ち”の妙味 「大きな武器」で波乱を演出

◆【危険な人気馬】人気一角の実績馬は“消し”評価 「立ちはだかる2つの壁」

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】ヒートオンビートは3枠6番に 人気馬は条件合致で勝利“50%”超えの好枠に

◆【血統傾向】ハンデ×小回りの波乱レースで狙う、単回収値「263」の穴配合

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◆【前走ローテ】2勝が最多の難解なレース 穴馬激走の単勝回収値1006に注目

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プロキオンステークス2022 データコラム一覧

◆【プロキオンS2022予想/枠順・騎手データ】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき馬とは

◆【プロキオンS2022予想/前走ローテ】動く過去10年データグラフから読み解く狙うべき馬とは

◆【プロキオンS2022予想/人気傾向】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき馬とは

◆【プロキオンS2022】調教動画&参考レース

◆【動画プレーバック/プロキオンS2021】9番人気メイショウカズサが雷鳴響く小倉の重馬場でレコード勝ちでの重賞初制覇

▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「2022七夕賞-データ分析編」

著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。