【七夕賞/追い切り診断】人気一角に不満の「B」評価 さすがの迫力も「全幅の信頼は置きづらい」

■ヒュミドール

【中間調整】前走・大阪杯は自身初、そして小手川準厩舎としても初となるGI挑戦。中位で追走したが、さすがにGI独特の淀みない流れに脚を削られ、直線では小雨が降った馬場に脚を取られる場面もあったようで悔しいブービー15着に終わっている。その後、4月上旬の段階で得意のローカル小回り戦・七夕賞を目指すことが決定。放牧でしっかりGIの疲れを取り、6月上旬に美浦に戻っている。当初はプール調整で様子を見られ、15日に坂路15-15をこなしたのが中間の初時計。以降坂路、コース、プールを併用して順調な調整が続く。1週前追いはウッドで大きく先に行かせた古馬1勝クラスを楽に追い詰め併入。気迫十分で、時計も5F65秒8(馬なり)と、自己ベストに迫るいい数字だった。

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【最終追い切り】先週の攻めでほぼ仕上がっており、今週はウッド16-16ペースの入りから流す程度の内容。3歳未勝利が後方から迫ってきて体が並ぶと、一気に闘志に火が着き鞍上が押さえ切れない手応えで一気に抜け出し3馬身の先着を果たした。

【見解】攻め過程はまずまず順調だし、最終追いで見せたラストの弾けっぷりは、さすがの迫力。あの弾けっぷりで“ガス”が抜けたとも判断できるが、本来先行併入予定のところ、制御し切れず暴発となった可能性も捨てきれない。そもそも2着だった福島記念時の最終追いはウッド5F67秒6(馬なり)とある程度の時計を出せていたことを考えれば、今回の同72秒1(馬なり)は酷暑を考えたとしても心配になる。精神的にギリギリの状態なのかもしれず、全幅の信頼は置きづらい。

総合評価「B」

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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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