レアル・マドリードの左サイドバックとして君臨し続けているブラジル代表のマルセロ選手。“マルセロ”という4文字の名前で浸透しているが、本名はもっともっと長い。
マルセロ選手の本名は「マルセロ・ヴィエイラ・ダ・シウバ・ジュニオール(Marcelo Vieira da Silva Júnior)」である。
意外と本名が知られていないサッカー選手は多い?
どうしてこんなに名前が長いのかと、日本人なら思うかもしれないが、スペイン語・ポルトガル語圏ではこれくらいの長さの選手は多く存在する。
ブラジル代表で共に戦うネイマール選手もその一人。「ネイマール・ダ・シウバ・サントス・ジュニオール(Neymar da Silva Santos Júnior)」が本名で、ユニフォームにも「NEYMAR JR」と記載されている。
レアル・マドリードの大エースとして活躍し、今シーズンからユヴェントスに新天地を移したクリスティアーノ・ロナウド選手の本名も「クリスティアーノ・ロナウド・ドス・サントス・アヴェイロ(Cristiano Ronaldo dos Santos Aveiro)」と省略した形。
そしてC・ロナウド選手とライバル関係にあるリオネル・メッシ選手も「リオネル・アンドレス・メッシ・クッシッティーニ(Lionel Andrés Messi Cuccittini)」という本名になっている。
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もはやニックネームで浸透している選手も
ブラジル代表の司令塔として活躍したカカ選手の本名は、「リカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイチ(Ricardo Izecson Dos Santos Leite)」。
幼少期に弟が「リカルド」と発音できずに「カカー」と発音していたことが由来とも言われている。
ブラジルの英雄として活躍し、日本代表の監督も務めたジーコ氏は「アルトゥール・アントゥネス・コインブラ(Arthur Antunes Coimbra)」で、「やせっぽち」という意味のポルトガル語「Zico」が愛称の由来とされている。
スペイン語・ポルトガル語圏では、両親それぞれの苗字や洗礼名を名前に入れることが多く、このような長い名前が多いということ。あなたの知っている選手の中にも、本名を知らない選手は多く存在するのではないだろうか。
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