【中京記念/追い切り診断】ミスニューヨークを上回る最高評価「S」 前走より「気迫は段違い」

■ファルコニア

【中間調整】春はいずれも阪神芝マイルで3戦し、3着、2着、3着。その後は安田記念を目指さず山元トレセンでの休養を挟んで、関谷記念からの復帰が当初の予定だった。しかし回復がことのほか早く、主戦・川田騎手からの進言もあったようで放牧中に中京記念へ目標を変更。1日に栗東へ戻っている。初時計だった3日の坂路追いでラスト2F14秒0-12秒9(馬なり)とさっそく滑らかな加速を披露。リフレッシュ効果の確かさをアピールしている。6日の坂路追いでは序盤から出され、自己ベストに0秒2まで迫る4F51秒5(一杯)と、この時点でもレースに使ってよさそうな雰囲気があった。1週前はメリハリを意識し、終いにガツンと追われると重心を沈めて豪快な伸びを披露。

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【最終追い切り】2週前、1週前の調整でほぼ万全に仕上がってる。最終追いはスパイスを振り掛ける程度の調整で、ゆったり入ってギリギリまで仕掛けを我慢させる内容。内に秘めた闘志を暴発させることなく、満を持してゴール手前で追われるとスパッと鋭伸した。

【見解】3着だった前走・マイラーズC時もまずまずの動きを見せていたが、どこか反抗的な素振りがあったのは否めない。それと比較すると今回の前向きさ、気迫は段違いと言える。牧場での過ごし方がよほど順調だったようで、方針転換は吉と出そう。勝ち負けになる絶好の気配だ。

総合評価「S」

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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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