■コルテジア
2020年の日本ダービー以来、久々となった前走のエプソムCは、2番手からレースを進めるも直線で余力が残っておらず9着に敗れた。骨折で約2年のブランク明けの中、いきなり好走を望むのはさすがに酷だった。とは言え、スタートから終始レースの流れには乗れており、復帰戦としては上々の内容。着順は度外視していい。
◆【中京記念2022予想/騎手データ】栗東の大ベテランに一発の可能性 軸にすべきは条件合致で“連対率75%”の名手
元々ポテンシャルの高い馬で、3歳時にはGIIIのきさらぎ賞を勝利。続く皐月賞では着順こそ7着だったが、5着馬から0秒1差と世代トップクラス相手に上位の走りを見せていた。今回の出走メンバーの中でも潜在能力なら格上で、まともならあっさりまであっていい。
休み明けを叩かれて気配は順当に良化。前進必至ながらもこの人気ならおいしい存在で、一発に要警戒。馬券では必ずマークしておきたい一頭だ。
▼その他、穴馬予想
◆【中京記念2022予想/穴馬アナライズVol.1】単勝オッズ“2桁”の刺客 「好走の材料は揃っている」
◆【中京記念2022予想/穴馬アナライズVol.2】想定“10人気”前後の実績馬 「条件と臨戦過程が最もいい」
◆【中京記念2022予想/危険な人気馬】人気一角の実績馬は“消し”評価 「身体的な疲労が大きい」
中京記念2022予想コラム一覧
▼追い切り診断
◆【追い切り診断】ミスニューヨークを上回る最高評価「S」 前走より「気迫は段違い」
◆【追い切り診断】重賞馬に疑惑の「B」評価 「疲れが抜け切っていない」
◆【追い切り診断】実績上位の人気馬に「A」評価 「人馬の息はぴったり」の好仕上がりも
◆【追い切り診断】伏兵に人気一角と並ぶ高評価「A」 「センスあふれる走りができている」
▼データ予想
◆【データ攻略-前編】ミスニューヨークに「連対率0%」の壁 人気一角に「馬券内率7割超え」
◆【データ攻略-後編】「馬券内率100%」の穴馬 夏の小倉替わりが後押し
◆【騎手データ】栗東の大ベテランに一発の可能性 軸にすべきは条件合致で“連対率75%”の名手
▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】ファルコニアは大外8枠15番、条件合致で複勝率50.0%の好枠に
◆【血統傾向】小倉で覚醒する単回収値「317」の血 コース替わりで警戒の穴馬
◆【脚質傾向】末脚より重視すべきは“前”のポジション 逃げは単回収値「226」
◆【前走ローテ】米子S組が優勢も開催変更で“暗雲” 狙いは「前走掲示板」の馬
◆【人気傾向】複勝率60%の“狙い目” 過去“330万”馬券の大波乱も
▼UMAJINチャンネル「必勝!岡井塾-中京記念編」
著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。