【アイビスSD/血統傾向】条件合致で複回収値「560」に上昇 オッズ2桁想定の伏兵

31日に新潟競馬場で行われるアイビスサマーダッシュ(GIII、芝1000m)の「血統傾向」を分析する。

前走韋駄天Sを最後に抜け出して快勝したマリアズハートや、前年の覇者オールアットワンス、千直では9戦して4勝2着3回と抜群の成績のライオンボス、今村騎手が騎乗することでも注目のオヌシナニモノら、新潟開催のスタートを飾る名物重賞だけに面白いメンバーが揃った。

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【アイビスSD/騎手データ】内枠の「重賞ハンター」が堅軸か 穴馬候補は「美浦の中堅騎手」

ここでは、血統データから読みとくアイビスサマーダッシュの推奨馬を紹介する。先週の中京記念では推奨馬のファルコニアが3着に入り、これで5週連続で推奨馬が馬券圏内に好走。この勢いに乗って今週も適性の高い馬をあぶり出していきたい。

■ミスプロ系×欧州の血

データは2017年以降のアイビスサマーダッシュを集計。3着内馬の血統表は以下の通り。

過去5年でミスプロ系種牡馬が3勝。なかでもDubawiの血を持つモンテロッソ産駒のビリーバーとマクフィ産駒のオールアットワンスが2年連続で馬券内に入るなど欧州指向の強いミスプロ系の馬に期待値が高い傾向。対してサンデー系は20頭出走しているが、勝ち星なし。唯一馬券になった2頭は母父がヘイロー系のカッパツハッチとオールポッシブル。今年のサンデー系は除外対象馬含め7頭登録されているが、母父ヘイロー系の馬はおらず軽視したい。

アイビスサマーダッシュは、直線1000mの電撃戦なのでダッシュ力はもちろん重要だが、スピードを意地し続けるためのスタミナが勝負のポイント。そのためDubawiのような欧州のマイルを走り切るスタミナを保有する血が活きるのだろう。よって今回はミスプロ系×欧州の血を持つ2頭を推奨馬としてピックアップしたい。

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【アイビスSD/穴ライズ】前走惜敗で“人気落ち”の妙味 「買い目には加えておきたい」

1頭目は、母父に英チャンピオンS勝ち馬のストーミングホームの血を持つマウンテンムスメ。条件戦2連勝でオープン入りと勢いがあり、昨年の稲光特別を勝つなど新潟千直のコース実績もあり、得意の先行力を発揮できれば勢いで重賞制覇もありえそうだ。また、父アドマイヤムーンの牝馬が2012年以降、新潟開催1-2日目の芝1000mに出走すると【2-3-5-6】(勝率12.5%、連対率31.3%、複勝率62.5%/複回収値391)と高い複勝率と回収値をマークしている。なかでも1200mからの距離短縮ローテの場合は【2-2-3-4】(勝率18.2%、連対率36.4%、複勝率63.6%/複回収値485)。さらにもう1点注目すべき点は、内枠で良績を挙げていることだ。1-2枠に入った場合【2-1-1-1】(勝率40.0%、連対率60.0%、複勝率80.0%/単回収値178、複回収値560)と不利と言われる内枠でこの抜群の成績。馬券妙味を考えるとあえて内枠に入ってもらって高配当を演出してほしい。

2頭目は同じアドマイヤムーン産駒で母父にアイルランド産でマイルCSを勝ったゼンノエルシドを持つトキメキを取り上げたい。昨年は連闘でアイビスサマーダッシュに挑み、11番人気の低評価ながら4着に好走。コース適性を示した。また、父ミスプロ系×ノーザンダンサー系の牝馬が2012年以降、新潟開催1-2日目の芝1000mに出走すると【5-4-6-27】(勝率11.9%、連対率21.4%、複勝率35.7%/単回収値119、複回収値254)と当配合馬は血統面でも推せる成績。なかでも7-8月の夏場は【3-0-2-9】(勝率21.4%、連対率21.4%、複勝率35.7%/単回収値225)と勝ち切っているのが特徴で頭で狙ってみても面白いかもしれない。

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文●中井達也(SPREAD編集部)


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