【RIZIN.37】サトシやムサエフら白熱するライト級戦線、「ジョニー・ケース vs. 武田光司」は“ベラトール対抗戦”への序章

ジョニー・ケース(C)RIZIN FF

湘南美容クリニック presents RIZIN.37』は31日、さいたまスーパーアリーナで開催される。

「女子スーパーアトム級GP」が注目を集める中、第12試合の「ジョニー・ケース vs. 武田光司」が追加決定。強者揃いの男子ライト級戦線がさらに熱を増してきた。

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■RIZINライト級は海外勢が席捲

ケースは2018年の大晦日大会でRIZINに初参戦すると、矢地祐介を相手にいきなりTKO勝利。その後は北岡悟、ホベルト・サトシ・ソウザらを撃破し3連勝を挙げた。今年4月に2年4カ月ぶりの来日を果たしたケースは、RIZIN同級王者となったサトシと再戦。ベルト奪取に挑むも、アームバーで一本負けを喫した。強敵相手に黒星となったものの、コロナ渦で来日の叶わなかった期間に出場したプロボクシング3試合では3連続KOと、卓越した打撃スキルは健在だ。

一方の武田はレスリングのバックボーンを有し、DEEPライト級王座を獲得するなど活躍。RIZINではここまで6戦3勝で、前戦「RIZIN.35」ではアメリカから初参戦したスパイク・カーライルに衝撃の一本負けを喫してしまった。

左からスパイク・カーライル、武田光司(C)RIZIN FF

このカードは、互いに再起をかけた負けられない一戦。ケースは19年大晦日大会で行われた同級トーナメント準決勝でトフィック・ムサエフにTKO負け、前回のサトシ戦で一本負けとRIZIN2連敗中だ。この試合で本領を発揮し、同級最前線にいるムサエフ、サトシとの再戦へ向けた足掛かりとしたい。対する武田にとっては“vs.世界”というテーマを掲げた戦いだ。矢地をはじめ、ほかの同級日本人選手らも、海外勢を相手に厳しい状況が続いている。規格外のフィジカルを持つ外国人選手を相手に、いかに食らいついていけるか。

■武田「血だらけになると思うけど」

試合展開について、ケースは「KOだ。パンチか打撃でね」と宣言。相手のタックルを冷静にさばき、得意な距離感で打撃を当てることが得意なケースが、レスリング仕込みの武田のタックルをいかに対処するかが勝負のカギとなりそうだ。武田は「やってみなきゃ分からない。泥臭くてガンガン前に出るのが武田光司なんじゃないかな。覚悟は決まっているし、肝は据わっている。血だらけになると思うけど勝機はある。逃げていたら始まらない。立ち向かっていくのは僕」と真っ向勝負を宣言している。

ケースが空間を支配し、抜群のカウンターをさく裂させるか、それとも武田がタックルからのテイクダウンでトップキープ、ペースを掴み勝利するか。

また、22日(日本時間23日)に開催された総合格闘技イベント「Bellator 283」では、RIZIN同級トーナメント優勝者のムサエフが、同級1位のシドニー・アウトローを相手に鮮烈KO勝利。今後、RIZINで凱旋試合をする可能性もあり、ムサエフは現王者・サトシとの再戦を要求するだろうが、今回の試合の勝者が、それに「待った」をかけることになるかもしれない。

さらにRIZINライト級戦線には、Bellator同級王者のパトリッキー・“ピットブル”・フレイレもいる。2019年に参戦した際には川尻達也やルイス・グスタボを1ラウンドで撃破しているだけに、再びの来日にも期待がかかる。「RIZIN vs. Bellator」の対抗戦や交流戦も噂される中、今後の同級戦線はさらに面白くなっていきそうだ。

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文●吉田崇雄


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