【MLB】大谷翔平の三塁打に「速すぎる! 美しすぎる!」と現地メディア賛美の声

初回にライトへの三塁打を放った大谷翔平(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は31日(日本時間8月1日)、本拠地でのテキサス・レンジャーズとのカード最終戦に「2番DH」でスタメン出場。レンジャーズに先制を奪われた1回裏、大谷は第1打席にライト線への鋭い三塁打、続くルイス・レンヒフォの安打で生還し、同点のホームを踏んだ。大谷は第3打席にもライト前安打を放ってマルチ安打をマーク。打撃成績は2打数2安打1得点2四球だった。

◆【実際の映像】大谷翔平の三塁打に「これがかつての野球の醍醐味だ」と実況も賞賛

大谷は、7月85打数19安打5本塁打3盗塁13打点17四球(申告敬遠4)の成績残し、打率/出塁率/長打率/OPSを.224/.359/.459/.818とした。

試合は、先発のレイド・デトマーズが7回まで3安打2失点に抑える投球を見せるも、9回にクローザーのライセル・イグレシアスが炎上して3点を失い、5ー2でレンジャースに敗れた。エンゼルスはこれで7月を6勝18敗で終えた。

■初回から試合を「エキサイティング」にした

大谷は初回から、前日の3ランに続く長打を放った。今季3度目の三塁打は、角度16度ながら、速度は105マイル(約169キロ)という鋭い打球だった。弾丸のようなボールはライトのフェンス側に当たって跳ね返り、その方向が変化。『バリースポーツ・ウェスト』の実況マーク・グビザの「これは面白いことになるぞ」という言葉の通り、打球の行方を確認した大谷は全力疾走で一気に三塁へ。

大谷はこの三塁打で、またも現地メディアを驚かせた。現地ブレント・マグワイア記者は、「オオタニは速い、速すぎる!」とその足の速さに驚き、『バリースポーツ・ウェスト』のエリカ・ウェストン・レポーターは「オオタニが三塁打。美しすぎる!」と恍惚。『ロサンゼルス・タイムズ』のサラ・バレンズエラ記者は、「オオタニは第1打席でゲームをエキサイティングなものにした!」とその活躍に興奮した。

■セントルイス・カージナルスが1番人気  トレード先

今夏のトレードで移籍の可能性が報じられている大谷翔平。8月2日(日本時間3日)に期限を迎えることから、現地ではその報道は過熱している。

獲得に興味を示していると報じられているのは、2017年の大谷翔平獲得に尽力した元エンゼルスのビリー・エプラーGMが在籍するニューヨーク・メッツのほか、ニューヨーク・ヤンキース、ロサンゼルス・ドジャース、セントルイス・カージナルス、サンディエゴ・パドレス、シアトル・マリナーズの5球団。うち、マリナーズはレッズから右腕ルイス・カスティーヨをトレードで獲得したため「(大谷争奪戦から)撤退するだろう」と『CBSスポーツ』のアナリスト、ジム・ボーデン記者は伝えている。

米ブックメーカー『スポーツ・ベッティング』は、大谷のトレード先を予想するオッズを開始。31日(日本時間8月1日)時点で、カージナルスが3倍で1番人気をつけ、ヤンキース(3.5倍)、ドジャース(4倍)、パドレス(5倍)、メッツ(6.5倍)と続いた。

地元紙をはじめ多くのメディアは「大谷のトレードは実現されないだろう」と見解を示し、今日の試合前の取材で「大谷の次回登板が8月3日(日本時間4日)の本拠地でのオークランド・アスレチックスに決まった」と、フィル・ネビン監督代行は話しているが、何が起こるかがわからないのがMLBのトレード

エンゼルスは、8月1日(日本時間2日)に試合がなく、今日がエンゼルスとして最後の試合という可能性がまったくゼロではないのが、MLBの恐ろしいところ。はたして、大谷の去就はどうなるのか。この2日間はその動向に注目したい。

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文●澤 良憲(Yoshi Sawa)


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