【MLB】7月のエンゼルスは歴史的貧打 月間チーム打率が2割を切る中、大谷翔平は孤軍奮闘全4打席出塁

全4打席出塁の活躍を見せた大谷翔平(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が31日(日本時間8月1日)、本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦に「2番DH」で先発。初回の第1打席で三塁打を放つなど2打数2安打、2四球で全4打席出塁した。チームは2-5と逆転負けを喫し、借金は今季最多タイとなる16。10連戦最後の試合を落とし、7月は6勝18敗と大きく負け越した。

◆【実際の映像】大谷翔平、自慢の“快足”を飛ばしライト線へ打球速度169キロの弾丸三塁打

■苦手投手から今季3本目の三塁打

相手先発はデーン・ダニング。この試合が始まる前まで、大谷は同投手に対して通算14打数1安打で打率.071、本塁打なしと相性は最悪だった。しかし、1点を追う初回1死走者なしの第1打席でいきなり快音を響かせる。シンカーを弾き返すと、打球は右翼線へ。大谷は快足を飛ばし、13日(同14日)のヒューストン・アストロズ戦以来となる今季3本目の三塁打をマーク。続く好調ルイス・レンヒーフォの適時打で同点のホームを踏んだ。

苦手のダニングを攻略した一打に対し、米地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』のサラ・バレンズエラ記者は「ショウヘイ・オオタニが初打席で試合を盛り上げる。右翼線ギリギリに入る三塁打を放った」と伝えた。また、『MLB.com』のレット・ボリンガー記者も「昨夜、3ランホームランを放ったショウヘイ・オオタニが今季3本目の三塁打」とつづった。

勢いに乗った大谷はその後、5回1死からの第3打席でも右前打を放ち、23日(同24日)のアトランタ・ブレーブス戦以来、8試合ぶりとなるマルチ安打を記録した。そのほか、3回先頭の第2打席は四球、7回2死一塁の4打席目も四球を選んで、この日は4打席連続出塁を達成した。

■追加点のチャンスを生かせず…

エンゼルスは先発のリード・デトマーズが好投。7回を2失点に抑えたほか、2回には「三者連続3球三振」というレアな記録も打ち立てた。しかし、救援陣が耐え切れず、同点の9回1死満塁からライセル・イグレシアスが3点適時二塁打を浴びて勝ち越され、結局2-5で敗れた。

大谷の活躍やデトマーズの奮闘にもかかわらず、白星を逃したエンゼルス。試合後、フィル・ネビン監督代行は「追加点をあげるチャンスはいくつもあったが、モノにできなかった」と話し、走者を出しながらあと1本が出なかった打線を嘆いた。米地元紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』によると、「エンゼルスは1907年以来、(コロナ禍で変則開催となった)2020年シーズンを除き、7月の月間打率が2割以下となる3番目のチームとなった。エンゼルスは打率.199、1972年のニューヨーク・メッツは打率.188、2021年のレンジャーズは打率.198だった」と記し、歴史的な不振ぶりを伝えていた。

◆大谷翔平の三塁打に「速すぎる! 美しすぎる!」と現地メディア賛美の声

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文●SPREAD編集部


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