7月31日に甲子園で行われた阪神タイガース戦で3打席連続本塁打としていた東京ヤクルト・スワローズの村上宗隆は2日、中日ドラゴンズ戦も4番三塁で出場。1回の裏、3番の山田哲人がソロホームランを放った後のツーアウト、ランナーなしで打席に立つと、カウント2-1から中日・柳裕也の投じた4球目を強振、ライトスタンド上段に飛び込む38号ソロを放った。これで阪神戦から続く、プロ野球史上14人目となる4打席連続本塁打を記録。
◆【実際の映像】ヤクルト・村上宗隆、プロ野球史上初5打席連発の大偉業!驚異のパワーで左中間へ
だが、二冠で独走する燕主砲のバットはこれで止まらなかった。3回裏、今度は四球で出塁した青木宣親を一塁におき、フルカウントから柳のチェンジアップを左中間へと叩き込んだ。これで村上はプロ野球記録となる5打席連続本塁打を達成。王貞治、ランディ・バースなど名だたる大打者がなし得なかったホームラン記録を塗り替えた。
海の向こうメジャーリーグでも近代野球となって以来5打席連発はなく、もはや世界新記録と言えそうだ。ちなみにMLBにおいてもルー・ゲーリック、バリー・ボンズ、四国アイランド・リーグにも在籍した元ボストン・レッドソックスのマニー・ラミレスなど39人が4打席連続本塁打を記録している。
首位ヤクルトをけん引する22歳の若い主砲〝村神様〟は今季どんな成績を残すのか、期待せざるをえない偉業達成となった。
◆ヤクルト村上宗隆がレジェンド超え! 5打席連続本塁打でプロ野球新記録を達成
◆ヤクルト村上宗隆がNPB初の5打席連発!驚異のパワーで左中間へ
◆村上宗隆がプロ野球タイの4打席連続本塁打 史上14人目、25年ぶりの大記録
文●SPREAD編集部