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【レパードS/データ攻略-前編】ホウオウルーレットに「0%」の不安要素 ビックネームに並ぶ有力馬とは

【レパードS/データ攻略-前編】ホウオウルーレットに「0%」の不安要素 ビックネームに並ぶ有力馬とは

今週は新潟競馬場でレパードS(ダ1800m)が行われる。

トランセンドやホッコータルマエなど、砂の王者を輩出する出世レース。今年もダート路線の今後を見据える楽しみな馬が集まった印象だ。

過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに、有力馬と穴馬候補を紐解いていく。

◆【レパードステークス2022予想/追い切り診断】タイセイドレフォンを上回る最高評価「S」 気配上昇で「目下絶好調」

【レパードS/追い切り診断】タイセイドレフォンを上回る最高評価「S」 気配上昇で「目下絶好調」

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■タイセイドレフォンを後押しする「良馬場で1分51秒1」の持ち時計

2勝クラスの前走・弥富特別は2着を1秒以上離す圧勝。確かな成長をアピールしたのがタイセイドレフォンだ。今回が初の重賞レースということで相手関係が重要なポイントとなるが、不安要素を打ち消す「持ち時計」に注目したデータをご紹介したい。

【3歳4-6月の良馬場ダ1800mで1分51秒2以内を記録した馬一覧】

・ゴールドアリュール
・カネヒキリ
・サクセスブロッケン
・シルクメビウス
・ミラクルレジェンド
・ハタノヴァンクール
・サトノプリンシパル
・クイーンマンボ
・ミヤジコクオウ

上記に挙げた9頭すべて3歳ダート重賞での連対歴あり。ここにタイセイドレフォンの名前も入るわけだが、ゴールドアリュールやカネヒキリといったビッグネームと肩を並べるレベルの持ち時計であることは気に留めておきたい。2走前に先着を許したハピとの再戦となる今回。当時は外差し傾向が顕著なダートだったが、この舞台なら3歳ダート路線のトップグループへの仲間入りは目前だ。

◆【レパードステークス2022予想/穴馬アナライズVol.2】単勝オッズ“2桁”の盲点 「妙味十分で積極的に買い」

【レパードS/穴ライズ】単勝オッズ“2桁”の盲点 「妙味十分で積極的に買い」

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■ホウオウルーレットの死角は「母父サンデーサイレンス系」

2勝クラスの前走・いわき特別は2着に5馬身差をつける圧勝。タイセイドレフォン同様、夏を迎えて成長の跡がうかがえるのがホウオウルーレットだ。勝つときはすべて圧勝という馬で、ここも前走の再現が注目されるが……不安を覗かせてしまう以下のデータを見つけてしまった。

・母父サンデーサイレンス系【0-0-0-34】

上記該当馬には3人気内馬6頭が含まれる。該当馬全頭が馬券外に敗れており、ダート重賞とはいえこの数字は異常だ。同馬の過去のパフォーマンスを振り返ると、外枠から揉まれず先行の1・2戦目、大外から進出して突き抜けた前走と展開に注文がつく印象あり。血統面の不安要素と合わせて全幅の信頼を置くには躊躇してしまう。

▼その他、データ予想
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◆【エルムステークス&レパードステークス2022予想/騎手データ】北の大地は大ブレイク中の騎手に熱視線 新潟は「連対率50%」のジョッキーに注目

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レパードステークス2022予想コラム一覧

▼追い切り診断
◆【追い切り診断】タイセイドレフォンを上回る最高評価「S」 気配上昇で「目下絶好調」

◆【追い切り診断】「A」評価は人気一角の有力馬 高値安定状態で「伸び脚自体は力強い」

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◆【追い切り診断】「地力はトップクラス」も気持ちが乗っていない 想定1人気に不満の「B」評価

◆【追い切り診断】伏兵にホウオウルーレットと並ぶ「A」の高評価 「抜群の集中ぶり」で通用の気配

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定“8人気前後”の伏兵 「このメンバーなら地力は上位」

◆【穴馬アナライズVol.2】単勝オッズ“2桁”の盲点 「妙味十分で積極的に買い」

◆【穴馬アナライズVol.3】馬券内で“万馬券”射程の爆穴 「真価を発揮できる舞台」で波乱を演出

◆【危険な人気馬】スピード能力高い人気馬は“消し”評価 「4角で後退していくケースも」

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】タイセイドレフォンは2年連続3着の2枠 人気一角は条件合致で“100%”の好枠に

◆【血統傾向】想定2桁人気の爆穴に条件合致 単回収値「290」に“大幅上昇”

◆【脚質傾向】有力馬に“不安”材料 狙いは単回収値「153」の差し

◆【前走ローテ】中心視はJDD組のハピ 古馬条件戦“圧勝”の3騎も侮れず

▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「2022レパードS-全頭分析編」

著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。

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