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【MLB】大谷翔平の左足をスパイクで踏んだ相手投手、真っ青 「まずい、オオタニの足を壊してしまった」

【MLB】大谷翔平の左足をスパイクで踏んだ相手投手、真っ青 「まずい、オオタニの足を壊してしまった」
相手投手と衝突し左足を痛めたエンゼルス・大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は7日(日本時間8日)、敵地でのシアトル・マリナーズ戦に「2番DH」で先発出場。3打席目で左前安打を放ち、今季100安打目を記録した。4打数1安打で終えた大谷はこの日、相手選手と交錯した際、左足甲を踏まれて悶絶。ヒヤリとさせたが、その後も試合に出続け、軽症をアピールした。試合は3ー6で敗戦し、借金は17。大谷は今回痛めた足に影響が残らなければ、予定通り9日(同10日)のオークランド・アスレチックス戦に先発登板する予定となっている。

◆【実際の映像】大谷翔平、相手投手と交錯して左足を踏まれるもプレー続行 第3打席には左前へのヒットを放つ

■お互い気付かず本塁後方で交錯

球場に緊張が走った。大谷にアクシデントが訪れたのは3回、2打席目に入る直前だった。大谷の前を打つ1番テーラー・ウォードが左前安打を放つと、二塁走者のフィル・ゴセリンは果敢に本塁へ突入。ネクストバッターサークルに控えていた大谷はこの時、走者に指示を送るためホームベース後ろへ移動。一方、相手投手のマルコ・ゴンザレスも本塁ベースカバーを行うためにマウンドから下りてきた。そして、ボールの行方と走者の動きに集中していた2人は互いの存在を認識できず、本塁後方で交錯する事態が発生した。

ゴンザレスは転倒し、大谷は左足を踏まれた。トレーナーや水原一平通訳らが飛んで来たが、大谷は左足首付近を押さえて苦悶の表情。ゴンザレスもトレーナーとしばらく話し込んでいたが、やがて互いに「問題なし」を確認。プレー続行となり、ファンからは安どのため息が漏れた。この打席、大谷は空振り三振を喫したが、足を引きずりながらベンチに戻った。

■指揮官は軽症強調「彼は大丈夫だ」

米地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』など複数メディアによると、フィル・ネビン監督代行は試合後、大谷の状態について「左足の甲をスパイクで踏まれたようだが、彼は大丈夫だ」と話し、軽症を強調していたという。また、当事者となったゴンザレスも「一瞬まずいと思ったよ。オオタニの足を壊してしまったかと思った。自分は後ろ向きで下がったから、彼のことが分からなかった。それで足の上に乗ってしまった」と振り返ると、そのままプレー続行となったことに胸をなでおろしていた。

大谷は次の3打席目で左前安打を放ち、今季100安打を達成。第1打席は二ゴロ、第4打席も二ゴロに終わり、この日は結局4打数1安打だった。安打で出塁した際には、足をかばうような仕草を見せていた大谷。痛みが引かないようだと次回登板に影響が出てくるかもしれない。

◆【実際の映像】大谷翔平、相手投手と交錯して左足を踏まれるもプレー続行 第3打席には左前へのヒットを放つ

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文●SPREAD編集部