【関屋記念/追い切り診断】ダノンザキッドに並ぶ「A」評価の伏兵 「勝ち負けの走りがあって不思議はない」

■リアアメリア

【中間調整】重賞2勝、オークス4着の実力馬だが、精神面の問題で成績が安定しないタイプだ。昨年秋から長期休養で立て直され、前走のマーメイドSが約8カ月ぶりの復帰戦。ブランク、そしてトップハンデも嫌気されたか、13番人気という戦前の評価ながら道中2番手から粘ってトップと0秒4差の4着と、3歳秋のローズS勝ち以来の掲示板確保となった。その後は放牧に出され、関屋記念を目指すことに。7月20日に帰厩し、24日の中間初時計では坂路ラスト2F12秒8-12秒1(馬なり)と、さっそくいい脚を披露。牧場でいい過ごし方ができていたことの証だろう。中井騎手が騎乗した1週前のCW併せ馬では、前向き過ぎて鞍上の手を焼かすがそれでもしっかり脚は溜まっており、ラスト1F11秒フラットの脚で目標とした準オープン馬に先着を果たしている。

◆【関屋記念2022予想/追い切り診断】「どうしても気になる」 辛口「B」評価は人気一角のイルーシヴパンサー

【最終追い切り】最終追いもCWで併せ馬。この日はしっかり折り合って進み、直線半ばで目標の相手をあっさりパスする。グイグイ追われた相手が追いすがってきたが、これを受けてさらに気持ちを乗せスッとギアを上げると、結局3馬身ほどの突き放しての先着フィニッシュを果たした。

【見解】常に稽古でいい動きを見せる馬ではあるが、この中間の動きはそれを差し引いて考えても豪快。特に今週は課題の落ち着きに関しても進境を感じさせた。相手が来れば来るだけ伸びたような雰囲気もあり、走ることへのモチベーションは相当高そう。前走で見せた復調気配は本物のようで、好コンデイションの新潟馬場なら勝ち負けの走りがあって不思議はない。

総合評価「A」

▼その他、追い切り診断
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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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