【関屋記念/追い切り診断】イルーシヴパンサーを上回る最高評価「S」 絶品な伸びは「絶好の気配」

■スカイグルーヴ

【中間調整】曾祖母エアグルーヴ、祖母アドマイヤグルーヴという文句なしの良血馬で、デビュー2戦目には牡馬相手の京成杯で2着に入るなど早い段階で才能の片鱗は見せていた。その後、体質面や折り合い面がネックとなり伸び悩んだが、短距離路線に舵を切ると2走前の京都牝馬Sで2着、京王杯SCでも2着と芝7F戦で軌道に乗ってきている。ひと息入れつつ使うのがいいようで、前走は放牧休養。この関屋記念に目標を絞って、7月下旬に美浦へ戻っている。27日にウッドで終い3F39秒7-1F12秒2(馬なり)と初時計である程度動けたあたり、充実ぶりを物語るものだろう。8月3日の1週前追いではゆったりと入り、序盤は折り合いに専念。セカセカせず、落ち着いて進んでラストは目標とした馬にしっかり併入を果たしている。

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【最終追い切り】C.ルメール騎手が騎乗し美浦ウッドで3頭併せ。この日も終始落ち着き払っており、タイトに挟まれた直線ではブレずに自分の走りに集中。軽くゴーサインが出されたラストで軽快にギアを上げ、半馬身抜け出しての最先着フィニッシュを果たした。

【見解】最終追いは京王杯SC時と同じくタイトなウッド3頭併せ。精神面に課題があった馬だが、現状はそれを感じさせない落ち着きがあるのがいい。厩舎での調整期間が長いとテンションが上がり過ぎる傾向があり、前走は入厩後の速い時計は2本のみ。しかし今回はこの馬としては早めに戻り、速い時計は3本。このあたりも精神面の進境を感じさせる。いかにもマイルに対応できそうだし、最終追いで見せたラストの伸びは絶品。絶好の気配だ。

総合評価「S」

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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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