「日々の運動不足やトレーニング不足を解消したい」という思いは、世代を越えた共通の悩みのひとつだ。ジョギング、サイクリング、休日のスポーツ、ジムへの入会……選択肢は無数にあるが、障壁となるのが「いかに継続するか」という点だろう。効果が出るまでの過程が重要とは思いつつ、途中で挫折してしまうことも珍しくない。自身にフィットした、効率が良く、それでいて効果抜群のトレーニング方法を見つけたいと考えている方は多いはずだ。
そんな課題を解決するかもしれない選択肢が、日本に上陸した全く新しいトレーニングシステム「X BODY」だ。電気の刺激と、トレーニングプログラムの最適化の両方を通じてボディメイキングを行うこの手法は、世界中のアスリートやセレブリティに愛用されており、わずか約20分間で通常のスポーツジムでの3~4時間分のトレーニングと同等の効果が得られるという。
■EMSとパーソナルトレーニングの“合わせ技”
「X BODY」は、専用のボディスーツを着用してから体を動かすトレーニングとなっており、年齢や性別を問わず、気軽に行えることが特徴のひとつ。この専用スーツを通じた筋電気刺激(EMS:Electrical Muscle Stimulation)で、全身24カ所の筋肉群(身体のほぼ全ての筋肉)を同時に刺激する。

「X BODY」で使用する専用のボディスーツ
EMSを用いたトレーニングでは、従来の筋力トレーニングと比較して、同等の効果をより短時間で得ることが可能と言われているが、これは速筋に対する直接的な電気刺激により、筋肉の強収縮による筋肥大と、筋肥大に伴う内分泌の活性化を促進するのが理由だ。EMSとパーソナルトレーニングの“合わせ技”で、ダイエット、筋力アップ、体幹強化といった様々な目的に合わせたボディメイキングが可能となる。
週1~2回の「X BODY」トレーニングにより、基礎代謝の向上と体脂肪の燃焼、体内酵素や内分泌成分の活性化と糖・脂肪代謝が促進され、2~3週間で身体の変化を実感できるだけでなく、筋肉をしなやかにして血流改善につながることで、肩こりや腰痛といった疾患症状の改善にも効果が見込めるという。短時間・短期間で目に見える結果が期待できるのは、非常に心強いポイントだろう。
「X BODY」は世界86カ国で利用されており、アスリートやセレブの愛好家も多い。国内ではプロゴルファーの片山晋呉も利用しており、「X BODY Lab」に寄せたコメントでは、「いろんなトレーニングをしましたけど、これ(X BODY トレーニング)をやることが効率も良く、時間も短いので通っています」と語った。具体的な効果についても片山は「体幹が非常に安定してきているので、(クラブを)振っていても今までになく心地よいというか、軸がぶれないで振れる」と、確かな手応えを口にしている。
「X BODY」トレーニングの専門ジム「X BODY Lab」、「X BODY Lab STATION」は、都内を中心に現在7店舗運営されており、体験トレーニングの予約も可能 。運動が苦手な方であっても、パーソナルかつ約20分という短時間で完結するトレーニングなだけに、まずは一度トライしてみるのも良いかもしれない。

文●SPREAD編集部