【セガサミーカップ2022】石川遼、スイング改造で着実に前進中 好相性の舞台で狙うは3度目の優勝

石川遼(C)Getty Images

ゴルフの国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」が、8月18日から北海道千歳市のザ・ノースカントリーゴルフクラブ(7178ヤード、パー72)で開催される。第17回大会となる今年は3年ぶりの有観客開催となり、136選手の出場が予定されている。

SPREAD編集部では、セガサミーカップでの有力選手をピックアップ。これまでの戦績や今季のスタッツなども交えて紹介していく。今回は同大会3勝目を狙う石川遼に注目したい。

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■2019年は4日間トップの完全優勝

2007年に15歳245日で史上最年少ツアー優勝を果たし、一躍スターダムに踊り出て以来、石川は日本ゴルフ界をけん引してきた。17歳で賞金1億円を突破し、09年には18歳で史上最年少賞金王に輝くなど実績は十分だが、近年はツアー勝利から遠ざかっており、最後の優勝は2019年12月の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」まで遡る。今季も最高順位は5月の「中日クラウンズ」での7位と、波に乗り切れていない。

しかしそんな石川にとって、セガサミーカップは過去2度の優勝を掴み取った縁起の良い大会でもある。2014年に小田孔明とのプレーオフを制してツアー11勝目を決めると、2019年は4日間トップの座を譲らず、2位に4打差をつけて“完全優勝”。相性の良さは際立っている。

■スイング改造は着実に前進中

30歳を迎えキャリアにおける円熟期を迎えつつある石川だが、近年は一貫してスイング改造に取り組み、ドライバーなどロングゲームの精度向上を目指してきた。

この取り組みは着実に前進しているようで、前戦「日本プロゴルフ選手権」では20位に終わったものの、本人はロングゲームへの手応えを語っている。同組の選手がアイアンを選択する場面でも、ドライバーと力強いスイングでフェアウエーを捉えるなど、確かな自信を感じさせる場面も目を引いた。

上位争い、そして3度目の大会制覇に向けて求めれるのは、パッティングやアプローチも含めた「精度」の向上になってくるだろう。石川の今季スタッツを賞金ランキング上位の比嘉一貴や桂川有人などと比較してみると、ドライビングディスタンスでは遜色ない数字を残しているが、フェアウエーキープ率やパーオン率、平均パットなどで大きく水をあけられている。

石川遼と賞金ランキング上位選手のスタッツ比較

自信を取り戻しつつあるドライバーを中心としたマネジメントで最高の結果を得るためには、アプローチなども重要となってくることは明白。舞台は相性抜群のセガサミーカップなだけに、ひとたび噛み合えば2019年を彷彿とさせる“大爆発”の可能性も十分にあるはずだ。

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文●SPREAD編集部


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