【キーンランドC/脚質傾向】最多5勝と差しが活躍も 気にすべきは条件とは

 

【キーンランドC/脚質傾向】最多5勝と差しが活躍も 気にすべきは条件とは

28日に札幌競馬場で行われる第17回・キーンランドC(GIII、芝1200m)のデータを紹介する。

前走・葵Sを制し芝1200mレース7戦全てで馬券圏内に好走しているウインマーベル、重賞初挑戦となった2走前の函館スプリントSで2着に入ったジュビリーヘッド、一昨年の覇者で昨年は2着に入ったエイティーンガール、4連勝で制した昨年の覇者レイハリアらが出走予定だ。

今年も昨年に引き続き札幌開催。ここでは過去10年の札幌で開催された1200mの重賞データを条件に「脚質傾向」を分析していく。

◆【キーンランドカップ2022予想/データ攻略-前編】洋芝巧者に「連対率80%」超え 注目は重賞初タイトルがかかる4歳馬

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■逃げがアベレージトップ

過去10年、札幌で開催された1200mの重賞レースはキーンランドC(函館で開催された2013年を除く)と、昨年の函館スプリントSが入る。

過去10年で逃げ【3-1-1-5】、先行【1-4-3-28】、差し【5-3-5-44】、追込【1-2-1-46】となっている。逃げのアベレージがトップだが、最多となる8頭が連対し、馬券圏内に13頭も入っているのが差しとなっている。

一方で、成績を残せていないのが追込みだ。一昨年、追込みでエイティーンガールが制したが、それ以降、追込みは馬券に絡むことが出来ていないだけに期待は難しい。

また、洋芝での実績がなく上位人気に推された昨年の1番人気メイケイエールや、函館スプリントSで2番人気のシゲルピンクルビーらは馬券圏外に沈んでおり、洋芝での適性を見ておく必要がありそうだ。

今年、逃げそうなのがオパールシャルムマウンテンムスメの2頭。共に洋芝の函館、札幌での経験もあるだけに馬場適性に問題はない。

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また、最多となる5勝をしている差しに注目すると、洋芝での実績があるウインマーベルエイティーンガールらにも期待をしたいところだ。

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】上位人気想定馬2頭が“勝率0%”の鬼門に 昨年の覇者レイハリアは8枠15番

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◆【血統傾向】前走敗戦で“人気落ち”の妙味 距離短縮ローテで単回収値「192」の血

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◆【前走ローテ】レイハリアの連覇に警鐘、好走組に試練のデータ

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◆【動画プレーバック/キーンランドカップ2021】4連勝で3歳牝馬のレイハリアが重賞2連勝を飾る

キーンランドカップ2022予想コラム一覧

▼追い切り診断
◆【追い切り診断】気配は絶好な人気一角に「S」評価 「体をしなやかに使えていた」

◆【追い切り診断】実績十分な重賞馬に低評価「B」 「人気ほどの信頼は置きづらい」

◆【追い切り診断】好調を維持している人気馬に高評価「A」 「狙った通りの仕上がりで走れる」

◆【追い切り診断】好走続く上位人気に「A」評価 「調整ペースが緩いのが気になるが…」

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】前走惨敗で“人気落ち”の妙味 「戦略に幅が出てきた」

◆【穴馬アナライズVol.2】想定“10人気”前後の刺客 「名誉挽回の走りで波乱を巻き起こす」

◆【穴馬アナライズVol.3】洋芝巧者が前走“余裕の勝利” 「前走より条件はさらに良くなっている」

◆【危険な人気馬】人気一角の上がり馬は“消し”評価 前走は「最も恵まれた」

▼データ予想
◆【騎手データ】妙味満載の3騎手に注目も 軸は重賞7連続馬券圏内の好調騎手

◆【データ攻略-前編】洋芝巧者に「連対率80%」超え 注目は重賞初タイトルがかかる4歳馬

◆【データ攻略-後編】前走惨敗で“人気落ち”の妙味 勝率3割超えでも「勝ち切る候補」とは

文●SPREAD編集部