【Wリーグ】元日本代表、中川聴乃理事らが湖池屋のバスケ教室を指導 五輪銀メダルで関心高まり「教えがいあった」

「目指せ! 未来の日本代表」の参加者と指導したWリーグ中川聴乃理事(中央左)と現役プロ選手ら(撮影:牧野森太郎)

株式会社湖池屋は22日、Wリーグ・東京羽田ヴィッキーズの協力、板橋区後援のもと、東京都板橋区在住の小学3〜6年生を対象にしたバスケットボール特別教室を同区小豆沢体育館において実施した。「目指せ! 未来の日本代表」と題されたこの教室には、元バスケットボール女子日本代表でありバスケットボール女子日本リーグの中川聴乃理事をはじめ現役のプロ選手らが参加した。

スナック菓子メーカーの湖池屋が同教室を主催したのは、同区に本社をかまえ、2021-22 Wリーグレギュラーシーズンから「東京羽田ヴィッキーズ」をサポートしているつながりから。

湖池屋は、「食でくらしをゆたかに」をテーマに子供たちの学びや気づきにつながるSDGs活動を続けている。今回の企画には、コロナ禍で人と触れ合う機会が減るなか、学校や家庭以外の世界と触れ合う、夢のある出会いを子供たちに提供したい、という意図が込められている。

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■小学生対コーチ陣というドリームマッチも実現

約50人の小学生が参加した特別教室では、中川理事とヴィッキーズの粟津雪乃がコーチ役を務め、ドリブル、パス、ピボットなどの基本練習を約2時間にわたって行った。なかには、初めてバスケットボールをする、という子もいたが、みんな臆することなく元気に体育館を走り回っていた。

中川聴乃理事からレッスンを受ける小学生たち(撮影:牧野森太郎)

また、最後は試合形式の練習となり、小学生対コーチ陣というドリームマッチも実現、思い出に残る楽しいひとときとなった。

第2部では同理事、粟津によるトークショーが行われ、小学生の頃の夢、けがやスランプを克服した体験談など、興味深い話を披露した。トークショーには練習を見学していた父兄も参加して、熱心に聞いていた。なお、当初、トークショーに参加するはずだったヴィッキーズの本橋菜子は、日本代表に招集されたため欠席。ビデオメッセージでの参加となった。

■銀メダル獲得でバスケへの関心が高まっている

イベント終了後、同理事は「子供たちが、みんな素直でよくいうことを聞いてくれたので、教えがいがありました。難しいことにもどんどんチャレンジする気持ちがいいですね。これからもこういう取り組みを応援していきたいと思います」とコメント。

日本の女子バスケットボールは、東京オリンピックで銀メダル獲得という快挙を実現。これまで女子バスケットボールに疎遠だった一般の人からの期待が急速に高まった。また、同じくオリンピックで注目を集めた3×3バスケットボールに取り組みたいという興味も若い世代を中心に増えているという。

小学生たちにアピールすることで、バスケットボールの競技人口増加への期待も高まりそうだ。

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著者プロフィール

牧野森太郎●フリーライター

ライフスタイル誌、アウトドア誌の編集長を経て、執筆活動を続ける。キャンピングカーでアメリカの国立公園を訪ねるのがライフワーク。著書に「アメリカ国立公園 絶景・大自然の旅」「森の聖人 ソローとミューアの言葉 自分自身を生きるには」(ともに産業編集センター)がある。デルタ航空機内誌「sky」に掲載された「カリフォルニア・ロングトレイル」が、2020年「カリフォルニア・メディア・アンバサダー大賞 スポーツ部門」の最優秀賞を受賞。


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