8月7勝11敗の5位・千葉ロッテ・マリーンズと8月11勝10敗の4位・東北楽天ゴールデンイーグルスとのZOZOマリンでの3連戦は、第1戦、26日の試合で2週連続・プロ4度目の投げ合いに注目したい。
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■前回対戦では佐々木朗希が勝利
ロッテの先発はプロ3年目の佐々木朗希。
今季16試合に先発して7勝3敗、防御率2.29。オールスター明けの後半戦で自身今季初の連敗を喫していたが、前回8月19日の楽天戦で今季7勝目を挙げた。しかし、投球内容そのものは課題が多く、3本のアーチを浴び6回を5安打6奪三振で5失点だった。
今回は打線の援護を借りることなく、自身の右腕で文句なしの白星を掴み取りたい。
一方、楽天の先発はプロ16年目の岸孝之。今季ここまで18試合に先発して7勝7敗、防御率3.46。オールスター明けの初登板となった8月4日のロッテ戦で7回3安打1失点の好投で7勝目を挙げたが、続く同12日の西武戦で6回1/3を10安打で5失点、佐々木との投げ合いとなった前回登板の同19日のロッテ戦でも5回1/3を4安打で5失点、与四球5つが響いて負け投手となった。3回連続の“乱調”は、岸自身が許すはずがない。
この両右腕が投げ合うのは今回で4度目。昨年8月28日の初対決では佐々木が勝ち投手となってロッテが勝利(佐々木:5回3安打無失点、岸:5回10安打5失点)。今年の3月27日の2度目は両投手とも白星付かずで楽天勝利(佐々木:6回4安打3失点、岸:6回4安打1失点)。先週の3度目は佐々木が勝ち投手でロッテが勝利(佐々木:6回5安打5失点、岸:5回1/3 4安打5失点)。果たして“2週連続4度目”の「岸vs佐々木」の勝負の行方はどうなるか。
舞台を前回の楽天生命パークからZOZOマリンに移しての対決となる。今回は手に汗握る投手戦に期待したい。
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記事提供:ベースボール・タイムズ
データ提供:野球DB