【キーンランドC/追い切り診断】実績十分な重賞馬に低評価「B」 「人気ほどの信頼は置きづらい」

■エイティーンガール

【中間調整】キーンランドCは一昨年勝利し、昨年はアタマ差2着。コース適性は文句なしだ。今年前半は阪急杯10着、高松宮記念8着と波に乗れていないものの、3年連続の好走を期してこのレースに駒を進めてきた。7月の早い段階で栗東に戻り、じっくりと調整。函館に入ってから攻めの強度を上げ、2週前の函館芝単走では渋った馬場ながら4F49秒台を馬なりでマークした。札幌に移動してきた1週前追いでは今回久々の騎乗となる武豊騎手が跨り、ここでも芝単走で4F49秒台を出している。

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【最終追い切り】1週前追いが実質の最終追い。今週は荻野琢騎手が騎乗し札幌芝単走で息を整える程度だった。緩い入りにやや力んでしまい、直線では頭が高く手前の変換にもモタつく。それでもギアが入ってからの伸び脚にはさすがの迫力があった。

【見解】1週前、今週とギアが入ってからの動きはさすがのものがある。しかし最終追いで見せたように気持ちの乗りがいまひとつなあたりがどうか。一昨年は中7週から1回使われての臨戦で勝利、昨年は4カ月半ぶりから1回使われ2着と、叩き2戦目にキーンランドCを据え結果を出してきた馬だが、今年はぶっつけ。7月14日に栗東で時計を1本出すも、しばらく時計を出さず8月に北海道入りしてから再開となっているあたり、体調面でなにかしらトラブルがあったのかもしれない。本来はUHB杯あたりで1回使いたかったはずで、その点はどうしても割引。人気ほどの信頼は置きづらい。

総合評価「B」

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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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