クリスティアーノ・ロナウド選手やギャレス・ベイル選手とともに「BBC」の一角としてレアル・マドリードのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)三連覇に貢献したカリム・ベンゼマ選手。
長年、レアル・マドリードのCFとして君臨し続けているベンゼマ選手だが、日本ではなぜか一部のファンの間で「おにぎり」という愛称で親しまれている。
ベンゼマ!!おにぎり!!
— ひらやまたいき (@t_bvb78) 2018年10月23日
おにぎりやっぱうまいな
(ベンゼマ)— 岩本 ともよし (@714_piano) 2018年11月12日
なぜおにぎり?
ベンゼマ選手がおにぎりと呼ばれるのは、あるイタズラが原因だ。一時期何者かのイタズラによって、Wikipediaのベンゼマ選手の画像ページがおにぎりに変えられていた。
その後すぐに本人の画像に変更されたが、ここから「おにぎり」という愛称がネットの間で広がっていくこととなった。
これは日本だけの話であって、海外のWikipediaには影響がなかった。そのため、海外までベンゼマ選手のおにぎりという愛称は普及していない。
「最高のベンゼマ」という俗称まで
ベンゼマ選手のネットでの俗称というのは「おにぎり」だけではない。「最高のベンゼマ」という俗称でも一部のファンから親しまれている。
これは最高のベンゼマ
— あすろ(前垢永久凍結) (@k__5_2) 2018年11月12日
最高のベンゼマあああああああ
— G.F.B (@marc_ns11) 2018年11月11日
これは、ベンゼマ選手がレアル・マドリード加入から2シーズン目を迎えることなった2010-11シーズン開幕前に「最高のベンゼマを披露することを約束するよ」と発言したことが由来とされている。
フランスのリヨンで頭角を現したベンゼマ選手は、2009年の夏にレアル・マドリードへ移籍。移籍初年度は27試合8ゴールとやや苦しんだが、この発言後の2シーズン目は33試合15ゴールの活躍を見せた。
大エースであったクリスティアーノ・ロナウド選手が昨シーズン限りで退団し、リーグ戦では5試合に渡って白星に見放されるなど今シーズン苦しんでいるレアル・マドリード。「最高のベンゼマ」の到来をファンも期待していることだろう。
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