【MLB】鈴木誠也、MLB公式から「カブスを熱くする3選手」に選出される 米メディアはアジャスト能力を評価

カブス・鈴木誠也(C)Getty Images

シカゴ・カブス鈴木誠也が30日(日本時間31日)、敵地のトロント・ブルージェイズ戦に「4番右翼」で先発出場した。第1打席に中前安打を放つと、第2打席も三塁内野安打。2試合連続、最近4試合では3度目のマルチ安打を記録した。4打数2安打で打率は.258となった。試合はカブスが3ー5で敗れ、4連敗となった。

◆鈴木誠也や千賀滉大だけじゃない 米専門サイトが将来のMLB挑戦を期待する5選手

■「調整能力というスキルを発揮」

鈴木はこの日、相手先発ケビン・ガウスマンから第1打席で中前安打、第2打席も三塁内野安打。第3打席は右飛、第4打席は三振に倒れたものの、最近4試合では3度目のマルチ安打を達成した。

上り調子の鈴木に対して、米メディアも賛辞を贈っている。シカゴのスポーツ専門メディア「ブリ―チャー・ネーション」は、「セイヤ・スズキは確かに調整能力を発揮している」という見出しで記事を掲載。「全体としてスズキのMLBでの最初のシーズンは、今のところ順調だ」と記し、不振に陥っても、そのたびに立ち直る姿を評価した。

記事は、様々な打撃指標の中でも特に三振数の増減に着目。三振が多い時期・少ない時期を繰り返しながら、徐々にその数は減少しており、アジャストに成功していると結論付けた。「より早く、より効果的に適応することの意義は、短期的な結果だけにとどまらない。MLBはリーグ最高の打者でさえも常に調整を必要とする世界であり、スズキがそのスキルを示したことは、彼の今後を占う上で極めて重要である」と記し、まさに鈴木が持つ調整能力の高さを称賛した。

■指揮官も「浮き沈みは良いこと」

また、MLB公式サイトは「カブスを熱くさせるカブスの3選手」と銘打ち、活躍が目立つニコ・ホーナーフランミル・レイエスとともに鈴木を取り上げている。記事はここまでの鈴木について、「浮き沈みの激しいシーズンを送っている」と評し、月ごとのOPS「.934(4月).616(5月).782(7月).676(8月)※6月は左指負傷のため欠場」を提示した。絶好調だった4月からの流れが見て取れるが、デビッド・ロス監督は「この浮き沈みは、彼にとって良いことだと思う。何が自分にとって有効なのか、探りながら自分で道を切り開こうとしているんだ」というコメントを紹介し、ルーキーとして貴重な経験を積んでいる点を好意的に評価した。

シーズンも終盤を迎え、メジャーに適応しつつある鈴木。来季への期待を抱かせる数字を残せるか、残り試合でのプレーに注目が集まる。

◆鈴木誠也、日本人9人目の2桁本塁打 第10号はセンター・オーバー173キロ弾

◆「速球へのチャレンジと調整が必要」鈴木誠也の課題を米紙指摘

◆なぜ鈴木誠也の評価は米国で高騰するのか 現地の声や成績面から見えた“真の強み”とは

文●SPREAD編集部


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします