【セントウルS/脚質傾向】逃げが“ゼロ”勝も該当馬なし 好走条件はコースにあり

 

【セントウルS/脚質傾向】逃げが“ゼロ”勝も該当馬なし 好走条件はコースにあり

11日に中京競馬場で行われる第36回・セントウルS(GII、芝1200m)のデータを紹介する。

前走の安田記念を優勝してGI馬になったソングライン、前走・京王杯SCで重賞5勝目を挙げたメイケイエール、2走前のニュージーランドTを逃げ切り勝ちをしたジャングロ、前走・北九州記念を16番人気で制したボンボヤージらが出走予定だ。

今年も昨年に引き続き中京開催。ここでは過去10年の中京で開催された1200mの重賞データを条件に「脚質傾向」を分析していく。

◆【セントウルステークス2022予想/血統傾向】開幕週に強い単回収値「272」の配合 コース相性で狙う軸候補とは

【セントウルS/前走ローテ】好成績な北九州記念組に警鐘 軸にすべき有力馬とは

【セントウルS/前走ローテ】好成績な北九州記念組に警鐘 軸にすべき有力馬とは

■コースの特徴とは

過去10年で逃げ【0-2-4-19】、先行【12-7-8-66】、差し【10-14-11-154】、追込【3-2-2-113】となっている。集計に含まれているGI・高松宮記念の先行も【6-3-3-30】勝率14.3%、連対率21.4%、複勝率28.6%と高い数値となっている。

そもそも中京・芝1200mはスタートから100mは上がり坂だが、それ以降はゴールまでの残り300mまでは下り坂となっている。また、最後の直線には高低差2.0mの急坂があり、この坂を上がったゴールまでの200mはほぼ平坦となっている。そのため、前傾ラップになりやすく、逃げの脚ではゴールまで持たず、その後ろに控えている先行らの末脚で勝利するパターンが王道となっている。

そのため、4角4番手以内の複勝率が高くなっている。登録馬には明確な逃げはいないが、先行で争いそうな可能性があるのは、ジャングロシャンデリアムーンあたりか。特にジャングロは末脚もあるだけに好走を期待できそうだ。

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】メイケイエールは条件合致で数値上昇の好枠に ソングラインは7枠11番

【セントウルS/枠順】メイケイエールは条件合致で数値上昇の好枠に ソングラインは7枠11番

【セントウルS/枠順】メイケイエールは条件合致で数値上昇の好枠に ソングラインは7枠11番

◆【血統傾向】開幕週に強い単回収値「272」の配合 コース相性で狙う軸候補とは

【セントウルS/血統傾向】開幕週に強い単回収値「272」の配合 コース相性で狙う軸候補とは

【セントウルS/血統傾向】開幕週に強い単回収値「272」の配合 コース相性で狙う軸候補とは

◆【前走ローテ】好成績な北九州記念組に警鐘 軸にすべき有力馬とは

【セントウルS/前走ローテ】好成績な北九州記念組に警鐘 軸にすべき有力馬とは

【セントウルS/前走ローテ】好成績な北九州記念組に警鐘 軸にすべき有力馬とは

◆【動画プレーバック/セントウルステークス2021】レシステンシアがクビ差で振り切って1番人気に応えて勝利

セントウルステークス2022予想コラム一覧

▼追い切り診断
◆【追い切り診断】人気一角の有力馬に最高評価「S」 「素軽さ満点」で万全の態勢

◆【追い切り診断】“2強”の一角に疑念の「B」評価 「見た目を信じ切ることができない」

◆【追い切り診断】ソングラインを上回る高評価 「今回は動きの質が違っている」

◆【追い切り診断】前走惨敗の伏兵に高評価「A」 「行きっぷりが戻ってくる」

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定“10人気”前後の伏兵 「このメンバーなら太刀打ちできる」

◆【穴馬アナライズVol.2】復調のきっかけを掴んだ実績馬 条件好転で「高配当の使者」になる

◆【穴馬アナライズVol.3】惨敗続く“人気落ち”の妙味 「激走があっても驚けない」

◆【危険な人気馬】2強の一角を“消し”評価 「着順を落とす可能性が高い」

▼データ予想
◆【騎手データ】2強に食い込むジョッキーに注目も 軸は“連対率6割超え”の人気馬

◆【データ攻略-前編】ソングラインに「馬券内率ゼロ」の不安要素 人気一角には「勝率6割超え」が後押し

◆【データ攻略-後編】馬券圏内率“7割超え”の惑星 「2強」相手にマスト条件とは

文●SPREAD編集部

izukawaya