ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は7日(日本時間8日)、本拠地でのデトロイト・タイガース戦に「3番DH」でスタメン出場。最高気温38度の中、行われたデーゲームで大谷は、7回の第3打席に勝ち越しの第33号ソロ弾を放った。しかし、エンゼルスはその後9回に2点を許し、4-5でタイガースに敗れた。大谷の打撃成績は5打数1安打1打点だった。
◆【実際の映像】大谷翔平、右中間への122メートル大飛球! 2試合ぶり33号の勝ち越しソロ
■大谷は3試合3発、トラウトは4試合4発
2試合ぶりの“トラウタニ弾”がさく裂した。
5回にマイク・トラウトが第32号ソロ弾を打つと、7回に大谷が第33号ソロを放った。エンゼルス広報によれば、大谷とトラウトがそろってホームランを打つのはこれが通算22度目(今季8度目)だ。
大谷のホームランが入った瞬間、試合を速報する現地記者たちは大いに湧いた。AP通信のグレッグ・ビチャム記者は「オオタニとトラウトがまた同じ試合でホームランを打った」と投稿すると、地元紙『オレンジカウンティ・レジスター』のジェフ・フレッチャー記者も「オオタニとトラウトはちょっとしたホームラン乱発モードだ。大谷はここ3試合で4本(※)、トラウトはここ4試合で4本だ」(その後、“3試合3本”に訂正)と興奮気味に速報した。
また、エンゼルス公式ラジオ局のトレント・ラッシュ記者は「22度目の“トラウタニ弾”だ。今日もすでにアーロン・ジャッジがホームランを打ったが、今年のMVPレースは最高だ」とツイート。元『ジ・アスレチック』のブレント・マグワイア記者も「ショウヘイ・オオタニがまたやったぞ。今季33本目のホームランで、7回にエンゼルスの勝ち越しに成功。ア・リーグのMVPに躍り出た、素晴らしい活躍だ」とコメント。
大谷が再びMVPレースに大きなインパクトを与えた様子を伝えた。
◆【実際の映像】トラウト、右中間に飛び込む自己最多タイ4試合連続の32号ソロ
◆MVPジャッジ満票、大谷翔平がまさかの0票 ESPNが賞レースを予測
◆米メディア、「大谷翔平はブラックスワン」と指摘 規格外「二刀流」がジャッジのMVPを阻むか
文●澤 良憲(Yoshi Sawa)