■モントライゼ
前走の北九州記念は、後方からよく追い込んで5着。好走の要因として、道中にロスなく内々を立ち回ったこともあったが、腹を括った騎乗も良かったか。昨夏のアイビスサマーダッシュ以降、フタ桁着順続きだったものの、久々に掲示板入りを果たしている。
◆【セントウルステークス2022予想/追い切り診断】前走惨敗の伏兵に高評価「A」 「行きっぷりが戻ってくる」
長らく“低空飛行”が続いたが元々は力のあった馬で、2歳シーズン秋の京王杯2歳Sで重賞初勝利。この他にも重賞戦線では、小倉2歳Sで2着、ファルコンSで3着などの実績がある。ポテンシャルなら、このメンバーに入っても引けを取らない。あとはその脚力をレースで活かせるか、気持ちの問題だったが、前回の走りから復調のきっかけを掴んだと見て、まだ半信半疑のここで積極的に狙ってみたい。
例年は阪神開催のセントウルSだが、京都改修の影響を受け、昨年に続いて今年も中京開催。これにより今年も左回りで行われるが、本馬の左回り実績は前述の京王杯2歳S、そしてファルコンSをはじめ【1.0.1.1】と、右回りより良績を残している。条件が好転する今回、完全復活の走りで高配当を届ける使者となる。
▼その他、穴馬予想
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セントウルステークス2022予想コラム一覧
▼追い切り診断
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◆【追い切り診断】前走惨敗の伏兵に高評価「A」 「行きっぷりが戻ってくる」
▼データ予想
◆【データ攻略-前編】ソングラインに「馬券内率ゼロ」の不安要素 人気一角には「勝率6割超え」が後押し
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◆【騎手データ】2強に食い込むジョッキーに注目も 軸は“連対率6割超え”の人気馬
▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】メイケイエールは条件合致で数値上昇の好枠に ソングラインは7枠11番
◆【血統傾向】開幕週に強い単回収値「272」の配合 コース相性で狙う軸候補とは
◆【脚質傾向】逃げが“ゼロ”勝も該当馬なし 好走条件はコースにあり
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。