【セントウルS/穴ライズ】惨敗続く“人気落ち”の妙味 「激走があっても驚けない」

■ファストフォース

休み明けを経て今夏はスマースプリントシリーズに参戦し、2走前のCBC賞で12着、前走の北九州記念では10着。いずれも人気を下回る走りに終わっている。ただ、前者は落鉄で力を出し切っておらず、後者は勝ち馬から0秒6差と数字ほど負けていない点を踏まえれば、“終わった馬”と判断するには早すぎるだろう。

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セントウルSと同条件となる中京芝1200mで行われた今年の高松宮記念では、5番手からジリジリと伸びて一団となってゴール。着順こそ9着だったものの、勝ち馬ナランフレグからは0秒3差、5着メイケイエールとは0秒2差と、展開ひとつで結果が変わるような大激戦だった。重馬場が味方した面があるにせよ、このコースでの激走が再度あっても驚けない。

近走は逃げに拘らず、相手を見ながらレースを進められる器用さが出てきた。過去10年、このレースでは8枠が【3.3.1.13】(※阪神開催を含む)と最も馬券に絡んでいることも含め、ライバルの出方を窺いながらレースを組み立てられそうなのもいい。人気はなさそだが、相手には入れておきたい1頭だ。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。


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