【MLB】千賀滉大巡りヤンキースとレッドソックスが争奪戦か 永遠のライバル両チームが「接触した」と米記者

 

【MLB】千賀滉大巡りヤンキースとレッドソックスが争奪戦か 永遠のライバル両チームが「接触した」と米記者
侍ジャパンなど国際試合でも存在感を発揮してきた千賀滉大(C)Getty Images

敏腕記者として知られるMLBネットワークのジョン・モロシ氏が現地時間21日(日本時間22日)、自身のTwitterを更新。「レッドソックスとヤンキースがコウダイ・センガの代理人と接触した」とつづり、投稿した。海外FA権を行使し、メジャー移籍を目指す千賀滉大福岡ソフトバンク・ホークス)を巡り、ライバル関係にある2球団が火花を散らす展開となっているようだ。

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■ストーブリーグでも火花散らす

バンビーノの呪い※」というジンクスに象徴されるように、メジャーを代表するライバル関係にあるニューヨーク・ヤンキースボストン・レッドソックス。毎年ア・リーグ東地区で激しい優勝争いを繰り広げている両チームが、今オフは千賀を巡って激突する気配だ。

モロシ記者によると、ヤンキースとレッドソックスが千賀の代理人と連絡を取り合っているという。これを受けて、MLB公式サイトも「センガを巡りヤンキースとレッドソックスのライバル関係に火がつくか?」という見出しを掲げ、記事を公開。「シーズン中にしのぎを削る両チームは、トップクラスのフリーエージェント(FA)選手獲得に関しても長年争ってきた。今オフは日本人右腕に関して同じことが起きるかもしれない」と記し、千賀獲得に向けて新たな争奪戦が勃発する可能性を指摘した。

■ローテーション強化につながる

記事によると、千賀がターゲットになる理由は「ニューヨークもボストンも彼らのローテーションに厚みをもたらすことができ、強化につながる」とし、そのことが想定される以上、獲得に動くことは驚きではないと指摘した。

千賀に関しては、獲得した球団は来年のドラフト上位指名権を喪失することもなく、ポスティングフィーを払う必要もない、何の代償も不要なFA選手であることも市場での人気を高めている。もちろん、ヤンキースやレッドソックス以外の球団にとっても、その状況は魅力的に映るはずで、記事は「実際、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ニューヨーク・メッツ、サンディエゴ・パドレスもセンガとコンタクトを取っており、この冬は広く関心を集めるに違いない」と結んだ。

速球とお化けフォークで高い評価を受ける千賀。争奪戦はデッドヒートの様相を呈してきた。

※バンビーノとは、MLB史上最高の打者とされるベーブ・ルースのこと。大谷翔平との比較においても名前が頻出する元祖二刀流であり、もともとはレッドソックスのスター選手だった。それが1919年オフにヤンキースへ移籍。その後、ヤンキースは黄金時代を築き、放出したレッドソックスは下降線を描いた。

レッドソックスはルース在籍中の1918年に頂点に立って以降、あの手この手で臨んでも世界一には手が届かず、結局2004年になってようやくワールドシリーズを制覇。86年間勝てなかった理由として、ファンは移籍したルース(バンビーノ)の呪いと口にし、ジンクスとして広まった。

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文●SPREAD編集部