【ジャパンC/追い切り診断】“2強”の一角に辛口評価「B」 「物足りず、良くて平行線」

■ダノンベルーガ

【中間調整】前走の天皇賞が日本ダービー以来5カ月ぶり。パンサラッサが圧巻の逃走劇を演じた一戦だったが、これを差し切ったイクイノックスも見事だったし、クビ差の3着まで詰め寄ったダノンベルーガも素晴らしい走りと言えた。その後は在厩で様子を見られ、まずまず回復は順調なことから12月の香港は辞退しジャパンカップ出走に向けて調整が進められている。11月10日に坂路15-15、13日に坂路併せ馬でラスト1F12秒6(馬なり)と徐々に負荷を強め、1週前追いではR.ムーア騎手が騎乗し、ウッドで3頭併せ。馬場の内を回ったとはいえ、3F36秒6(馬なり)と上々の伸びで最先着を果たしている。

◆【ジャパンカップ2022予想/穴馬アナライズVol.3】想定“20倍”以上の刺客 「照準を合わせたローテで一発の可能性」

【最終追い切り】先週の3頭併せでしっかり負荷はかかっており、今週は軽めの調整。準オープン馬を一応先導する形で体は並べず、馬場の真ん中でグイグイ進むと、まったくの馬なりのまま駆け抜けている。

【見解】メリハリがあり、ギアも滑らかに上げられている。一見前走の反動はまったくなさそう。それでも全体的な負荷で言えば、日本ダービーでのオーバーワークの反省があるにせよ、物足りなさがあり、陣営としてかなり気を遣っている感は否めない。最終追いでも最後にあと少しだけ鋭さが欲しかった。良くて平行線までか。

総合評価「B」

▼その他、追い切り診断
◆【追い切り診断】想定オッズ“20倍”超の伏兵を高評価 「大仕事の可能性」

◆【追い切り診断】シャフリヤールを上回る「S」評価 「まさに本格化」の充実期

◆【追い切り診断】前走完敗のGI馬に高評価「A」 「ひと叩きで一気に良化」

ジャパンカップ2022予想コラム一覧

▼データ攻略
◆【データ攻略】“10年連続”馬券内の事実 2強のうち1頭に漂う「勝負気配」

◆【データ攻略】連対率“8割”超でGI馬に下剋上 「国際レースで無類の強さ」

◆【データ攻略】前走惨敗の「隠れサウスポー」 “複勝率100%”が波乱を巻き起こす

◆【データ攻略】想定“10人気”前後に食指 「勝率7割」超えの好条件が追い風に

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】前日“12人気”前後の爆穴 「人気落ちのここで重い印を打つべき」

◆【穴馬アナライズVol.2】単勝オッズ“2桁”の外国馬 「背景に陣営の色気がプンプンと漂う」

◆【穴馬アナライズVol.3】想定“20倍”以上の刺客 「照準を合わせたローテで一発の可能性」

◆【危険な人気馬】復活を期すGI馬は“消し” 「巻き返しの“匂わせ”材料は多いが…」

▼騎手データ
◆【騎手データ】堅軸も「3着固定で妙味あり」 条件合致で馬券内率“66.7%”の名手

▼血統傾向
◆【血統傾向】想定“10人気”前後に追い風 馬券内率100%の好条件に合致

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】2強は連対率わずか“4.3%”の7枠 注目は「2年連続連対」の好枠

◆【海外オッズ】ブックメーカー各社で仏オネストと独テュネスが高評価 1人気はダノンベルーガ

◆【脚質傾向】上がり最速はわずか“1勝” 4角5番手以内から押し切りが主流

◆【前走ローテ】馬券の中心は“秋天”組も、9年ぶり参戦の異例ローテに警戒

◆【人気傾向】2年連続で「1+2+3人気」決着も、今年は“6人気”以下に警戒

◆【動画プレーバック/ジャパンカップ2021】父ディープインパクトに続き突き抜けた無敗の三冠馬 コントレイルが有終の美を飾るGI5勝目

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします