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【カタールW杯】スペイン代表ルイス・エンリケ監督、亡き娘の誕生日に大会制覇を期す

スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督(C)ロイター
スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督(C)ロイター

FIFAワールドカップカタール2022・グループE第2節が27日に行われ、日本はコスタリカに0-1で敗れた。膠着状態が続く中、後半36分に自陣でのミスから失点し、そのまま逃げ切られた。同組のスペインとドイツの一戦は1-1の引き分け。この結果、グループEはスペインが勝ち点4で首位、日本とコスタリカが勝ち点3で並び(得失点差で日本が2位)、勝ち点1のドイツが4位となった。

運命の第3節は日本対スペイン、コスタリカ対ドイツというカードで、日本時間12月2日の午前4時に同時刻キックオフとなる。

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■英メディアは失点場面に言及

第1節のドイツ戦から先発5人を入れ替えて臨んだ日本。特に前線はトップ下の鎌田大地を除いて、全取っ替え。複数のメディアによると、この日先発を外れたMF伊東純也は「(ドイツ戦とは)メンバーが代わって、コンビネーションの部分が難しかったのかな、と(ベンチから)見ていて思った」とコメントしたというから、連携不足に陥っていた可能性が高い。

結局、後半36分に複数の選手が絡んだ“緩い守備”から失点。これが命取りになった。英紙『ガーディアン』は「MF守田英正が相手MFテヘダにボールを渡し、テヘダからパスを受けたフジェルがシュート。ジャンプのタイミングを誤ったGK権田修一はこれを止められず、サムライブルーが喫した失点の2人目の責任者となった」と指摘した。もちろんこのシーン、起点をつぶし切れなかったMF三笘薫や中途半端なフィードを守田に送ったCB吉田麻也にも非難の矛先は向いた。

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森保一監督は試合後、次のスペイン戦に向けて「スペインもドイツもW杯優勝経験国で、我々は敬意を払っている。しかし、ドイツには勝ったしスペインもタフな相手だが、勝つチャンスはある。だから、しっかり準備して自信を持って次の試合に臨みたい」と前を向いた。

■コスタリカ指揮官「これは情熱の問題だ」

一方、スペイン戦の大敗から復活したコスタリカのルイス・フェルナンド・スアレス監督は「私たちはまだ生きている、それが重要なのだ。これは戦術の問題ではなく、情熱の問題だ。我々はプレッシャーがあればあるほど自分たちの力を証明できるんだ。昨日までは死んでいたが、今は生きている」とグループリーグ突破に可能性を残し、興奮気味に語った。

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最終節で日本を迎え撃つ強豪スペインは、ドイツに引き分けたもののグループEで首位に立っている。記者会見に臨んだルイス・エンリケ監督は「ドイツ戦は勝つチャンスがあったのに最後の数分で勝利を失ってしまい、奇妙な気分だ」と話し、落胆を認めた。ただ、結果については葛藤しつつも「最後は我々がリードしていると考えなければならない」とコメントし、グループリーグ最後の戦いへ向けて決意を述べた。

また、このスペイン代表監督の会見は、試合結果とは関係なく静かなものになった。この日は3年前にガンで亡くなったエンリケ監督の娘、シャナ・マルティネスさんの誕生日で、元気でいれば13歳を迎えていた。「今日は特別な日だ」と述べた指揮官は「人生はこうやって動いている。美しいものや幸せを見つけるだけでなく、この瞬間をどう管理するかが重要なんだ」と語り、愛娘との別れから得た教訓を説いた。もちろん、墓前にW杯制覇を報告するつもりだ。

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文●SPREAD編集部


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