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【香港スプリント/馬連4点勝負】中心は地元香港の実力馬 日本馬“軽視”で高配当を狙う

【香港スプリント/馬連4点勝負】中心は地元香港の実力馬 日本馬“軽視”で高配当を狙う

11日、香港・シャティン競馬場にて、香港国際競走が行われる。2つ目に施行されるのが、快速王を決める香港スプリント(GI・芝1200m)だ。過去10年で7勝と、香港勢の強さが目立つ一戦だが、日本馬は2年連続連対中とチャンスは十分。春秋のスプリント王者、ナランフレグジャンダルムを含む4頭が参戦し、強豪集う香港勢にどこまで対抗できるか注目が集まる。

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■期待の4歳の新星よりも実力最上位馬が有力

レーティング最上位のウェリントンは、昨年の当レースで7着に敗れたものの、落馬事故の影響を受けて、力を発揮できなかった結果。今年はその雪辱を晴らす一戦となる。

春の大一番、チェアマンズスプリントプライズで連覇を達成。秋の初戦プレミアボウルでは61キロを背負いながら快勝し、前哨戦のジョッキークラブスプリントでは6着に敗れたものの、他馬より2キロ斤量が重かった影響もあり、悲観する内容ではない。

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その前哨戦を快勝したのが、4歳の新星ラッキースワイニーズ。重賞初挑戦となったプレミアボウルで2着と好走し、ジョッキークラブスプリントでは、前記ウェリントンや、実績のあるラッキーパッチなどを相手に中団から脚を伸ばして重賞初制覇。香港で一番勢いのあるスプリンターだろう。

とはいえ、プレミアボウルでは5キロ斤量が軽い身ながら、ウェリントンに先着を許し、ジョッキークラブスプリントでも2キロ斤量の恩恵があってのもの。今回は同斤量で戦うことになり、ウェリントンに一日の長があると考える。

■人気よりも上位に着順を上げてくれるナランフレグ

4頭が参戦する日本勢は、強力な香港勢にどこまで食い込めるかが焦点。昨年2着のレシステンシアは、昨年はセントウルS1着、スプリンターズ2着と、秋3戦目で当レースを迎えており、順調な臨戦過程であった。しかし今年は、春の安田記念11着以来の長期休養明け。地元香港勢を含めても、過去10年の3着以内馬で、長期休養明けの好走例はなく、少なくとも秋一戦は使っていないと出番はない。

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メイケイエールはここまで重賞6勝と、着実に実績を積み重ね、諸刃の剣となっていた気性面も、年齢を重ねるとともにだいぶ理にかなってきた。しかし、前走スプリンターズSで14着に大敗したように、ポカをやらかす可能性も十分。今回は乗り慣れた池添謙一騎手が落馬負傷で騎乗できない点もマイナス材料だろう。

スプリンターズSで悲願のGI初制覇を果たしたジャンダルムは、2002年香港スプリントで12着に敗れた、母ビリーヴの雪辱を晴らしたい一戦。近6走中、勝利したオーシャンS、スプリンターズS以外はすべて2ケタ着順に敗れているように、安定感を欠く点は否めず、当レースの過去10年、7歳以上の馬の成績は【1.2.1.20】と世代別でもやや分が悪い。

日本勢で最上位に考えたいのは、高松宮記念の覇者ナランフレグだ。スプリント戦では、昨年10月以降、6戦してすべて3着以内入る堅実派。その間、人気はすべて着順以下の支持で、人気にならなくても、確実に結果を残してくれる、ファンにとってはありがたい存在だ。海外のレースとなれば、即外国人騎手に乗り替わりが発生する昨今、引き続き丸田騎手が騎乗できることも、本人にとっては大いなる発奮材料だろう。

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