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【朝日杯FS/追い切り診断】上位人気馬を上回る「A」評価の太鼓判 「連勝も十分にありそうなデキ」

【朝日杯FS/追い切り診断】上位人気馬を上回る「A」評価の太鼓判 「連勝も十分にありそうなデキ」

■オールパルフェ

【中間調整】中山芝マイルの未勝利戦を逃げ切って勝ち上がり、そこから中5週で阪神のデイリー杯2歳Sへ遠征。ここでもまったく無理なく主導権を握ると、上がり3Fをメンバー4位タイの34秒2でまとめ、重賞初制覇を果たした。中間は在厩で様子を見られ、回復が順調なことから11月半ばにデイリー杯と同舞台の朝日杯フューチュリティSへの進出が決定。30日にウッド14-14をこなし、12月4日の日曜追いでも時計を出せたあたり体調面に不安は感じられない。1週前追いには主戦・大野騎手が騎乗し、古馬1勝クラス相手ではあったが外から大きくマクって先着。時計も5F66秒0(馬なり)と申し分ない数字だった。

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【最終追い切り】1週前追いが実質の最終追い。輸送を控える今週はウッド単走で大野騎手との意思疎通を深めることに専念したような内容となり、馬の行く気に任せる感じだった。緩いペースでも力むことなく、直線では馬自ら気持ちを乗せ、重心を沈めて素軽い動きを披露。終始リラックスムードで、いつでも弾けられそうな雰囲気に好感が持てる。

【見解】前走デイリー杯2歳S時は遠征当週もある程度攻め込んでいたが、今回はそこから中4週。叩き3戦目とあって当週は流す程度で十分という判断になったようだ。無理をして上積みを狙いに行かずとも、高いレベルでの安定を意識し、意図した通り好調を持続できている。中間は付きっ切りで大野騎手が調整しており、人馬の絆がより深まっているのは好材料。連勝も十分にありそうなデキだ。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

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