■コーパスクリスティ
9月に新潟芝1400mで行われた新馬戦は、直線で抜け出してそのまま押し切る強い競馬で完勝している。スタートしてすぐに行きたがるそぶりを見せるなど、随所に若さが出ていたが、なんなく初戦を白星で飾った。
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前走は阪神芝1400mの秋明菊賞で、スタートで大きく出遅れるビハインドがありながらも、直線だけの競馬で差し切りV。鞍上が急かさなかったことで道中はうまくリラックスして走れており、最後の伸び脚も圧巻。5頭立てと競馬がしやすかった面があるにせよ、このクラスでは一枚も二枚も地力が違った印象だ。
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本馬を管理する中内田厩舎は、2020年グレナディアガーズ、17年ダノンプレミアムでこのレースを制し、昨年もセリフォスで2着、先週の阪神ジュベナイルFもリバティアイランドが優勝し、改めて2歳戦の強さを知らしめた。今回、デビューから2戦2勝の無敗馬のうち、最も人気が低いのは同馬。この人気なら間違いなく“買い”の判断だ。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。