Advertisement

【MLB】「大谷翔平とトラウトを支える名脇役が加わった」補強着々のエンゼルスはプレーオフ圏内と公式サイトが予想

【MLB】「大谷翔平とトラウトを支える名脇役が加わった」補強着々のエンゼルスはプレーオフ圏内と公式サイトが予想
大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

MLB公式サイトは「この冬、もっとも進化した11チーム」と題し、記事を公開。オフシーズンの補強状況を踏まえ、改善が見られた11球団をカテゴリー別に紹介した。

その中で大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンゼルスは「プレーオフ圏外からプレーオフへ」という部門で2位に入った。3位は鈴木誠也シカゴ・カブスがランクイン。ポストシーズン進出へ向けて、ここまでの補強は高評価のようだ。

◆鬼が笑う 大谷翔平は2024年、どのチームでプレーしているのか…候補はこの3チーム

■超エリート球団1位はメッツ

記事はまず、「オフシーズの目標はより良くなることだが、目指すところは球団ごとに違うため、もっとも進化したチームを脈絡なくランク付けするのではなく、カテゴリーに分け、そのカテゴリーの中でランク付けをした」と記し、企画意図を説明した。

例えば「エリートから、さらにエリートへ」という部門では、1位に千賀滉大を加えたニューヨーク・メッツ、2位フィラデルフィア・フィリーズ、3位ニューヨーク・ヤンキースというランキングを提示し、理由を添えた。そして、「プレーオフ圏外からプレーオフへ」という部門では1位がテキサス・レンジャーズとなり、大谷のエンゼルスは2位、鈴木のカブスは3位となった。

■エンゼルスの新戦力に高評価

記事はエンゼルスについて「昨年予想を超えて良かったタイラー・アンダーソンが加わったのはローテーションにとって本当に素晴らしい」とし、15勝左腕の獲得を評価。また、「ブルペンもカルロス・エステベスの加入で、かなり良くなった印象だ」と投手陣の整備に合格点を与えた。

打線に関しては「ハンター・レンフロー、ジョバンニ・アーシェラ、ブランドン・ドゥルーリーを獲得し、大幅に改善した」とこちらも高評価。的確な補強策が2位という順位につながったが、「そもそもエンゼルスにはショウヘイ・オオタニとマイク・トラウトというメジャー最大のスターがいる。必要なのは彼らをサポートする名脇役。うまくいけば、エンゼルスはついにそれを見つけた、ということなる」と締めくくった。

エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは「補強はまだ続く」と明言しているだけに、さらなる進化も期待できそうで、記事の通りであれば来季は大谷のプレーをポストシーズンで見られる可能性が高い。

■レンジャーズは課題をクリア

1位のレンジャーズは投手陣強化を最優先課題としており、その目指す通りにサイ・ヤング賞2度受賞のジェイコブ・デグロムやアンドルー・ヒーニー、ジェイク・オドリッジらを獲得。ローテーションに厚みが出た点が評価された。

Advertisement


3位にランキングされたカブスは、名手として知られる遊撃手のダンズビー・スワンソンを加えたほか、今季14勝を挙げた先発右腕ジェームソン・タイヨンも招き入れた。超大物ではないが、手堅い補強を見せている。

もうひとつのカテゴリー、「グッドからグレートへ」部門では1位にダルビッシュ有が所属するサンディエゴ・パドレス、2位セントルイス・カージナルス、3位クリーブランド・ガーディアンズ、4位トロント・ブルージェイズ、5位シアトル・マリナーズとなっている。

2023年は、ポストシーズンで大谷、ダルビッシュ、鈴木、千賀と日本人メジャーリーガーが躍動する姿が見られるのか…開幕前から楽しみが尽きない。

◆「大谷翔平の妻、カマラニ・ドゥンって誰…」 ハワイでは市議会から栄誉賞授与

◆なぜ大谷翔平は「世紀の野球選手」なのか 米メディアが“二刀流経験者”による評価を交えて考察

◆大谷翔平、米メディアの「不滅の記録」TOP5に選出される 他4項目には歴代レジェンドがずらり

文●SPREAD編集部

Advertisement