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【ダカール・ラリー】6日目 ステージ5 でWRCの英雄セバスチャン・ローブが痛恨のクラッシュ トヨタはステージ優勝

 

【ダカール・ラリー】6日目 ステージ5 でWRCの英雄セバスチャン・ローブが痛恨のクラッシュ トヨタはステージ優勝
痛恨のクラッシュを喫しマシンの上に立ち尽くすセバスチャン・ローブ(中央) (C) A.S.O./C.Lopez

世界ラリーレイド選手権(W2RC)の開幕戦ダカール・ラリー2023は5日、大会6日目を迎え、サウジアラビアのハイルを拠点にループとなる375kmのステージ5が行われた。

ダカール・ラリーの公式映像は「砂漠、砂漠、そして砂漠」というナレーションからスタートする。ハイルの東側に広がるステージ5は、まさにそんな表現にふさわしいコースだった。

◆5日目 ステージ4はWRCのレジェンド、セバスチャン・ローブが制す トヨタのナッサー・アル-アティヤが総合首位守る

■ステージ優勝は“砂漠の王”

ハイラックスを巧みに操り2度目のステージ制覇を遂げたナッサー・アル-アティヤ (C) A.S.O./C.Lopez

そんな中、最速タイムを叩き出したのは“砂漠の王”の異名を持つTOYOTA GAZOO Racingナッサー・アル-アティヤ。快調に飛ばすアウディ勢を見事に抑え、約2分の差をつけトップ・フィニッシュ。サウジとは言え、砂ばかりのステージとは限らないが、砂丘を走らせれば“水を得た魚”というのも妙だ。GRダカールハイラックスT1+を駆るトヨタ勢唯一の4時間10分台で、砂丘の波を走破。アル-アティヤは今大会2度目のステージ優勝。

快走が印象的だったのは、アウディRS Q e-tron E2をドライブするカルロス・サインツ Sr.ステファン・ペテランセル(ともにチーム・アウディ・スポーツ)。180km地点まで、砂漠の王をもリードする好調さを見せ、アウディが砂丘でこそそのスピードを見せる優位性を実証してみせたかたちだ。チーム内での争いもあり、サインツ、ペテランセルの順でフィニッシュ。

災難は世界ラリー選手権のレジェンド、セバスチャン・ローブ(バーレーン・レイド・エクストリーム)を襲う。前半は上位フィニッシュしたトップ・ドライバーたちと互角の速さを見せたものの、砂丘の山をハイスピードで乗り越えた際、ブラインドとなった深めの谷に転落、クラッシュ。前回に続き、連続ステージ制覇を狙ったが、この影響でステージ9位に終わり、念願のダカール初制覇はやや遠のいた。

クラッシュで横転したアウディを引き起こしステージへと復帰する作業 (C)
A.S.O./C.Lopez

この日を終え、総合首位はアル-アッティヤ、2位にペテランセル、3位にトヨタを駆る地元サウジアラビアのヤジード・アル-ラジ、4位にサインツと、さらなる激戦が予想されるオーダーとなった。

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◆7日目 ペテランセル、サインツのアウディ勢がクラッシュで全滅、トヨタのアル-アティヤが3度目のステージ制覇 

ステージ5(6日目)結果

1.NASSER AL-ATTIYAH(TOYOTA GAZOO RACING)04H 13′ 23”
2.CARLOS SAINZ Sr.(TEAM AUDI SPORT)+ 01′ 57”
3.STÉPHANE PETERHANSEL(TEAM AUDI SPORT)+ 03′ 44”
4.YAZEED AL RAJHI(OVERDRIVE RACING)+ 08′ 43”
5.GUERLAIN CHICHERIT(GCK MOTORSPORT)+ 11′ 09”

総合順位

1.NASSER AL-ATTIYAH(TOYOTA GAZOO RACING)20H 47′ 36”
2.STÉPHANE PETERHANSEL(TEAM AUDI SPORT)+ 00H 22′ 36”
3.YAZEED AL RAJHI(OVERDRIVE RACING)+ 00H 27′ 01”
4.CARLOS SAINZ Sr.(TEAM AUDI SPORT)+ 00H 34′ 52”
5.HENK LATEGAN(TOYOTA GAZOO RACING)+ 00H 57′ 58”

11.SEBASTIEN LOEB(BAHRAIN RAID XTREME)+ 01H 53′ 41”

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文●SPREAD編集部

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