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【日経新春杯/脚質傾向】最多5勝の「差し」が有利 狙いは中京芝レース“上がり最速”実績

【日経新春杯/脚質傾向】最多5勝の「差し」が有利 狙いは中京芝レース“上がり最速”実績
[中京芝2200m(1~3月)3勝クラス以上]過去10年の脚質傾向

15日に中京競馬場で行われる第70回・日経新春杯(GII、芝2200m)の過去10年データを紹介する。

前走・ジャパンCで勝ち馬と0秒1差の3着に入ったヴェルトライゼンデ、次週のAJCCにも登録している前走・オールカマー3着のロバートソンキー、前走・グレイトフルSと昨年の京都新聞杯で2着に入ったヴェローナシチー、昨年の6着に入った菊花賞以来のレースとなるヤマニンゼストなどが出走予定となっている。

本競走は昨年に続いて中京開催。ここでは過去10年、1~3月に中京芝2200mで開催された3勝クラス以上を条件に「脚質傾向」を分析していく。

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■差しが最多5勝

逃げ【0.0.0.8】、先行【2.3.4.17】、差し【5.4.2.25】、追込【1.1.2.27】と中団でレースを運ぶ馬が活躍している。昨年も道中9番手で脚を溜めていた3番人気ヨーホーレイクが上がり最速で差し切りVを決め、2021年のミスマンマミーアも最後方の16番手から上がり最速で2着に食い込んだ。

[中京芝2200m(1~3月)3勝クラス以上]過去10年の脚質傾向

今年は年明けから「外差し」傾向が顕著。同じ中京芝2200mで行われた前週土曜の中京9R・長良川特別では、直線インを突いた2番人気のレッドバリエンテを、外から7番人気のチェックメイトが差し切った。前週日曜のシンザン記念も、ディープインパクト産駒のライトクオンタムが大外一気で戴冠。この傾向は今週も継続しそうだ。

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また、上がり最速は【6.4.1.13】勝率50.0%、連対率83.3%、複勝率91.7%を誇り、約410mの長い直線で末脚をいかんなく発揮できる馬が活躍する。今回の登録馬のうち、近2年の中京で上がり最速Vを記録しているのは、イクスプロージョンダンディズムプリマヴィスタヤマニンゼストロバートソンキーの5頭。

特に、昨年の同コースで三方ヶ原Sでレコード勝ちしているプリマヴィスタに期待したい。

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文●SPREAD編集部


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