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【日経新春杯/追い切り診断】重ハンデ“お構いなし”の高評価 「出色の時計で万全の態勢」

 

【日経新春杯/追い切り診断】重ハンデ“お構いなし”の高評価 「出色の時計で万全の態勢」

■ヴェルトライゼンデ

【中間調整】屈腱炎から立ち直り、16カ月ぶりの復帰戦だった昨年6月の鳴尾記念でいきなり勝利を挙げた。昨年秋にはジャパンCで3着に入るなど中長距離路線におけるトップクラスの実力馬と言っていい。前走後すぐ、有馬記念はパスし年明けの日経新春杯かAJCCを目指すことをオーナーサイドが表明。短期放牧から12月20日に栗東へ戻り、順調に調整されている。走りやすい左回りながらハンデが厳しそうな日経新春杯か、同じ中山芝2200mのオールカマーでは7着と崩れたもののグレード別定で走れるAJCCかの二択だったが、仕上がり具合の順調度を加味して陣営は結局前者を選択。1週前の坂路追いでは豪快な追走先着を果たしている。

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【最終追い切り】D.イーガン騎手が騎乗し坂路で併せ馬。序盤から前向きな雰囲気で登坂し、ゴーサインには機敏な反応を示して目標の相手に1馬身ほどの先着を果たした。4F51秒0(馬なり)と時計も申し分なし。鞍上としっかりコンタクトが取れているのも好感だ。

【見解】屈腱炎の再発を常に意識しなければいけない立場。脚元にちょっとでも不安があれば負担重量が少なくて済むAJCCに回りたいところだが、重ハンデ必至の日経新春杯に定めたということから、いかに状態が良好なのかが見て取れる。やれば時計は出るタイプ。それでも馬なりで4F51秒0は出色の数字だ。万全の態勢。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。