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【プロ野球】ヤクルト・スワローズ、リーグ3連覇への不安 総失点数、先発不足、ストッパー…その答えはいかに 前編

 

【プロ野球】ヤクルト・スワローズ、リーグ3連覇への不安 総失点数、先発不足、ストッパー…その答えはいかに 前編
スポーツ6紙の一面を飾るヤクルト連覇の文字

球団史上2度目のリーグ連覇を成し遂げた東京ヤクルト・スワローズ。交流戦制覇から勢いに乗り、7月2日に史上最速で優勝マジックを点灯させた後、コロナ禍に見舞われて失速した時期もあったが、最終的に2位に8ゲーム差を付け「歓喜」のシーズンを終えた。2年連続の日本一は達成できなかったが、チームとして充実期にあることは間違いない。そして、次なる目標は球団史上初のリーグ3連覇になる。

■課題として残った先発投手陣

2022年も強かった。だが、その強さは決して盤石なものではない。特に積年の課題である先発投手陣は今季も難題として残っている。数字を見ても、今季のチーム防御率3.52はリーグ4位で、総失点566は同5位。そして先発投手陣の防御率3.84はリーグワーストだった。三冠王を獲得した“村神様” こと村上宗隆を中心とした打線とリーグ3位の救援防御率3.03と奮闘したリリーフ陣の働きによって連覇を達成できたが、先発投手陣はハッキリ言えば「足を引っ張った」と言える。

2022年セ・リーグ順位表とチーム成績

もちろん試合単体、投手個々を見れば、先発投手陣でも評価されるべき点は多くあった。特に小川泰弘(8勝、防御率2.82)、サイスニード(9勝、防御率3.54)、高橋奎二(8勝、防御率2.63)の3人の働きは大きく、6勝を挙げた石川雅規の奮闘ぶりも目立った。だが、いずれも好不調の波が激しく、2ケタ勝利を挙げた投手が2年連続で不在。今後、石川、小川の両ベテランに上積みは見込めず、リーグ3連覇へ向けて先発ローテーションの再整備は必要不可欠になる。

その中で新エースとして期待されるのが、現在25歳の左腕・高橋奎二だ。今季は8勝(2敗)という数字以上に、防御率2.63と勝率.800が見事。9月の新型コロナウイルス陽性反定での離脱がなければ、投球内容的にも10勝到達は可能だった。

2022年ヤクルト先発陣成績

11月には侍ジャパンの強化試合にも出場。さらにワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場も濃厚だ。「2ケタ勝利・奪三振のタイトル」を目標に掲げた中、球界を代表する左腕へ向け、さらなる成長と進化が大いに期待できる。

◆ヤクルト・スワローズ、リーグ3連覇への不安 総失点数、先発不足、ストッパー…その答えはいかに 後編

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提供●Baseball Times