■ダンディズム
最後方から進めた前走の中日新聞杯は、馬群をうまく縫って上がり2位の末脚で猛追するも、勝ち馬キラーアビリティから0秒6差の10着まで。前半の1000m通過が61秒9のスローペースでは、さすがに厳しかったようだ。ただ、敗れたとは言え、最後の決め手は見どころ十分。展開次第では重賞でも一発の可能性を秘めている。
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これまで23戦しているが、15頭立て以上のレースが【0.0.0.9】であるのに対して、14頭立て以下は【4.6.2.2】。出遅れ癖があり、スタートが安定しないため後方からの競馬を強いられがちだが、ロスなく進められる少頭数なら十分に見直せる。
2200mは【2.3.0.2】と連対率が一番高く、最も得意としている舞台。前走から1ハロンの距離延長は前進材料だろう。さらに、馬場が渋れば渋るほど良績を挙げており、週末の雨予報も歓迎のクチ。馬券内で万馬券が確定する超大穴馬だが、惨敗続きで人気落ちのここが狙い目と見た。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。