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【日経新春杯/騎手データ】条件合致で“勝率6割超” アタマで強気に勝負できる名手とは

 

【日経新春杯/騎手データ】条件合致で“勝率6割超” アタマで強気に勝負できる名手とは

15日は中京競馬場で伝統のハンデGII戦・日経新春杯(GII、芝2200m)が開催されます。京都競馬場の大規模改修工事に伴い、3年連続で中京芝2200mが施行舞台となります。

そのため今回は中京芝2200m重賞(改修後となる2012年以降)のデータを基に気になる騎手データを見ていきます。集計対象となる重賞は2020年以降の神戸新聞杯、21年以降の日経新春杯、21年以降の京都新聞杯の計7鞍。

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■中京芝2200m重賞で安定感抜群の福永祐一騎手

今年の日経新春杯に騎乗する騎手の中で、2012年以降の中京芝2200m重賞で騎乗経験があるのは12騎手。各騎手のデータは次の通りです。

[2012年以降]中京芝2200m重賞の騎手別成績

集計対象が7鞍と限られるだけに、騎手ごとで騎乗数に開きが見られますね。さすがに1鞍、2鞍の騎乗数ではサンプル不足と考えられますので、今回は騎乗回数が5回ある4騎手を中心に見ていきます。

まず真っ先に取り上げるのが中京の鬼らしい成績を中京芝2200m重賞で残せている福永祐一騎手。昨年の京都新聞杯こそ2番人気のポッドボレットで12着に敗れてしまいましたが、2020年神戸新聞杯のコントレイル(1人気1着)、21年日経新春杯のクラージュゲリ(4人気3着)、21年京都新聞杯のルペルカーリア(1人気2着)と5度の騎乗で3度の馬券絡みがあります。人気馬に跨がり続けた結果とも言えますが、中京重賞では騎乗馬の質にも相当拘っているかもしれませんね。

同騎手が今年の日経新春杯で跨るのは前日12番人気のプライドランド(牡7、栗東・高野友和厩舎)。さすがに人気、実績の両面から厳しそうですが、ほんの少額は押さえておきたいところ。

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■1人気以外でアタマが狙える川田将雅騎手

続いて福永祐一騎手と同様にこの条件で連対率40%の川田将雅騎手について見ていきましょう。一昨年のヴェロックス(2人気9着)の結果が響き、人気と比べると着順の落ち込みが見られますが、2021年京都新聞杯のレッドジェネシス(3人気1着)、22年日経新春杯のヨーホーレイク(3人気1着)で2勝を挙げています。1番人気以外で勝てているのは強みですね。

注目は騎乗馬の人気と年齢で【川田将雅騎手】×【当日3番人気以下】×【4歳以下】の組み合わせは【2.0.0.1】の勝率・連対率66.7%。この条件に合致するようなら迷わず「買い」ですね。そして今年の日経新春杯で川田将雅騎手が騎乗予定なのが前日3番人気の4歳馬ヴェローナシチー(牡4、栗東・佐々木晶三厩舎)。

勝ち切れない競馬が続く同馬ですが、熱いパターンに該当するだけに、ここは馬単や3連単のアタマで強気に勝負するのが正解と考えます。

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■武豊騎手は極端な成績

続いて昨年の神戸新聞杯では12番人気のヤマニンゼストに跨がり2着に激走した武豊騎手のデータも見ていきましょう。そのヤマニンゼストの騎乗は見事だったものの、2020年神戸新聞杯のマイラプソディ(5人気18着)、21年日経新春杯のアドマイヤビルゴ(1人気10着)、22年日経新春杯のフライライクバード(2人気15着)と人気馬で大きく敗れるケースが見られ、判断が難しいですね。

今年の日経新春杯で武豊騎手が跨るのが前日5番人気のヤマニンゼスト(牡4、栗東・千田輝彦厩舎)。ある程度人気するようなら「切り」を選択する手がありそうです。

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■ロバートソンキーに跨る伊藤工真騎手のジャッジは

最後は当日も1番人気に推されそうなロバートソンキー(牡6、美浦・林徹厩舎)に騎乗を予定する伊藤工真騎手について見ていきます。同騎手は2020年神戸新聞杯で14番人気だったロバートソンキーを3着に導きました。ただし、この1戦だけではジャッジできないため、2012年以降の中京芝2200m成績に広げて調べてみるとそのデータは【2.0.2.9】連対率15.4%。悪くありません。平均着順6.7、平均人気9.7の数字が物語るように、人気以上の走りが期待できる騎手です。

問題は同騎手がJRA重賞52戦で未勝利なことですが、ロバートソンキーで悲願の重賞制覇を達成する場面が見られるかもしれません。

以上、日経新春杯の気になる騎手データでした。今回はデータ注目騎手としてヴェローナシチーに跨る川田将雅騎手を推奨します。

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著者プロフィール

伊藤大輔(いとうだいすけ)●「UMAJIN.net」編集部
秋田県生まれ。スポーツ関連書籍出版社、競馬専門紙の勤務を経て、現在はUMAJIN .netでライティング、競馬データ解析等を担当。『SPREAD』では主観的要素の強い「馬体解析」と客観的なデータの蓄積である「騎手データ」から、注目すべき馬と騎手を取り上げていく。