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【AJCC/危険な人気馬】人気の4歳馬一角は“消し” 「重賞実績と距離経験が必須の舞台」

 

【AJCC/危険な人気馬】人気の4歳馬一角は“消し” 「重賞実績と距離経験が必須の舞台」

1月の中山開催を締めくくる、第64回アメリカJCC(GII、芝2200m)は、同舞台のセントライト記念を制したガイアフォースや、2021年のオークス馬ユーバーレーベン、エプソムC覇者ノースブリッジなど、中長距離戦線の実力馬たちが集結し、2023年の始動戦として注目が集まる。

そんな中、未勝利戦から一気の4連勝、上がり馬として期待の高まるエピファニーが、今回の「危険な人気馬」の標的となる。

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■魅惑の上がり馬につきまとう不安材料

エピファニーは、3歳の春に未勝利戦で初勝利を挙げると、条件戦を一気に駆け上がり、4連勝でオープン入り。脚元に不安を抱え、間隔を開けながらの出走だったが、実力がなければ4連勝などなかなかできる芸当ではなく、重賞初挑戦のここも、大いに期待が集まりそうだ。

しかし、過去を振り返ると、アメリカJCCは重賞実績がモノを言う舞台。過去10年の前走クラス別成績を見てみると、重賞を使ってきた馬が【9.9.8.76】と大勢を占めるのに対し、前走3勝クラスだった馬は【1.0.1.12】と、複勝圏内に入ったのはわずか2頭だけだ。

しかも、勝った2018年のダンビュライトは、前年に皐月賞3着など、クラシック三冠を経験しており、17年3着のミライヘノツバサも、皐月賞や菊花賞とGIへの出走経験があった。過去10年で3着以内に入った、延べ30頭中27頭は、芝2000m以上の重賞で3着以内に入った経験のある馬だったことから、中長距離の重賞で好走した経験がないと、アメリカJCCでは厳しい戦いを強いられることになる。

また、エピファニーはデビューからすべて芝1800mに出走しており、今回は初めての2200m。過去10年の前走距離別成績は、距離延長組が【4.7.7.56】、距離短縮組が【6.3.2.46】と、ほぼ互角の結果だが、距離延長組で結果を残しているのは前走2000m組がほとんどで、1800mからの延長組は【0.0.1.13】と、成績は芳しくない。

14年に1番人気に支持されたレッドレイヴンは、1800mの条件戦を勝ち上がって、その勢いを買われて高い支持を集めるも4着に敗れた。父エピファネイア×母父ディープインパクトは、一昨年の覇者アリストテレスと同様の血統構成で、距離適性は問題ないようにも思えるが、初重賞、一気の距離延長と高いハードルに臨む今回のエピファニーは、思い切って「消し」でいきたい。

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文●石川豊