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【根岸S/危険な人気馬】重賞未勝利の上がり馬は“消し”評価 「中3週以内での勝ち星なし」

フェブラリーSの前哨戦、第37回根岸S(GIII、ダ1400m)は、デビューから9戦パーフェクト連対で、重賞初制覇を目指すレモンポップや、ダート転向3戦目の武蔵野Sで重賞初Vを決めたギルデッドミラー、昨年の1~3着馬、テイエムサウスダンヘリオスタガノビューティーが全馬揃うなど、GIを目指すダート短距離界の猛者が集結する、豪華なメンバーとなった。

そんな中、前走すばるSを制してオープン初勝利を挙げ、勢いに乗って臨むバトルクライが、今回の「危険な人気馬」の標的となる。

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■マイナス材料が多い、すばるSからの臨戦と中2週

デビューから5戦目にダートへ転向後【5.1.2.1】と、堅実な走りで重賞まで階段を駆け上がってきたバトルクライ。前走のすばるSでは、GI馬ドライスタウトとの一騎打ちを制し、オープン入り2戦目で見事に結果を残した。

3歳時にはユニコーンSで0秒1差の3着と、重賞でも通用する片りんを見せていた素質馬。活きのいい4歳馬だけに、ここでも注目を集めそうな存在だが、GI前哨戦とあって、そのハードルは高い。

過去10年の前走クラス別成績を見てみると、JRA重賞を使ってきた組が【8.4.5.45】と圧倒的なのに対し、オープンからの臨戦は【1.5.4.50】とかなり分が悪い。さらに、すばるSからの参戦は【0.0.1.9】と、複勝圏内は2020年3着のスマートアヴァロン1頭のみ。昨年根岸Sを制したテイエムサウスダンも、4歳だった2021年には、すばるS1着から臨むも、4番人気13着と大敗を喫している。

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また、中2週と間隔が詰まっている点もマイナス材料。過去10年、中3週以内の馬は【0.0.2.41】で、複勝率4.7%と苦戦傾向にある。2015年ロゴタイプ(3人気8着)や、19年マテラスカイ(4人気13着)など、重賞実績がある馬たちでさえ敗れており、使い込んでくるよりも、目標が先にある実力馬たちが、ある程度フレッシュな状態で臨み結果を出すのが根岸Sの特徴と言えよう。

バトルクライは昨年の10月から、月1走ペースで使われており、今回が5戦目で、どこまで状態を維持できているかも気になるところ。ちなみに、過去10年の関東馬の成績は【1.0.0.26】と、18年ノンコノユメが勝利した以外、馬券に絡んだことがなく、関東馬にとっては鬼門の一戦でもある。これらの点を踏まえ、上がり馬として勢いがあることは認めつつも、今回のバトルクライは、思い切って「消し」でいきたい。

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文●石川豊


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