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【根岸S/追い切り診断】重賞馬を上回る「S」の最高評価 「ここが本線と思えるほどのデキ」

 

【根岸S/追い切り診断】重賞馬を上回る「S」の最高評価 「ここが本線と思えるほどのデキ」

■レモンポップ

【中間調整】昨年一気に本格化。オープンへの昇級初戦だった欅Sで2馬身半差V、続くペルセウスSで4馬身差Vと破竹の勢いを見せていた。前走の武蔵野Sは好位から勝ちに行く競馬をした分、マークされていたギルデッドミラーにわずかに差されての2着。連勝はストップしたものの、初重賞挑戦で距離もベストから1F長い1600m戦だったことを考えれば上々の走りだったと言える。その後は走りやすい根岸Sでの復帰を念頭に放牧で休養。12月半ばに美浦へ帰厩し、丹念に調整されている。年内は坂路15-15で心肺機能を目覚めさせ、1月に入ってからは併せ馬で実戦感覚を涵養。1週前のウッド併せ馬には戸崎騎手が騎乗し、抜群の操縦性から馬場の内めに進路を取り、先行していた準オープン馬を追い詰めた。

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【最終追い切り】1週前追いが追走の形である程度速い時計を出す内容。これで負荷は十分なのでレース当週は終い重点、古馬1勝クラスを先導し折り合いを意識させる稽古をこなした。鞍上の意図したとおり力まず折り合い、直線では持ったままで相手を迎え入れそのまま手応え圧倒で併入している。ブレのない貫禄十分の走りで、いつでもギアをスッと上げられそうな雰囲気にあった。

【見解】常に稽古では迫力ある動きを見せるが、この中間はさらにそれがレベルアップした感がある。溜めるところで溜め、いざというところでグンと重心を沈めてパワー全体をグイグイと推進力へ転換する体捌きの連動性は惚れ惚れするほど。武蔵野Sを見る限り、マイルよりは1400mがベストというタイプ。フェブラリーSよりはここが本線と思えるほどに負荷は掛かっており、文句なしのデキで走れそう。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。