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【京都記念/血統傾向】単回収値「725」の激走条件 前走大敗は大波乱演出の布石

 

【京都記念/血統傾向】単回収値「725」の激走条件 前走大敗は大波乱演出の布石

12日に阪神競馬場で行われる京都記念(GII、芝2200m)の「血統傾向」を分析する。

2020年以降の阪神芝2200mで行われた重賞レース(宝塚記念、エリザベス女王杯、京都記念)で3着内に入った種牡馬データを集計した下記の血統表をもとに推奨馬2頭を紹介する。ここでは、そのうち1頭を紹介する。

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■パワーとスタミナのステイゴールド系

過去3年の種牡馬成績をみると、ステイゴールド系種牡馬(オルフェーヴル、ステイゴールド)が2勝、2着3回と活躍していることがわかる。 昨年の京都記念は12番人気アフリカンゴールド(ステイゴールド産駒)が優勝。2着には8番人気のタガノディアマンテ(オルフェーヴル産駒)が入りステイゴールド系の2頭でワンツー決着。さらに昨年のエリザベス女王杯でも12番人気のライラック(オルフェーヴル産駒)が2着に激走しているように人気薄の激走が目立っており、馬券妙味は十分だ。

230212_京都記念_血統傾向

対照的にディープインパクト産駒【1.1.2.27】、キングカメハメハ産駒【0.0.0.8】、ロードカナロア産駒【0.0.0.5】といった日本の主流血統が不振傾向。昨年の京都記念では2番人気レッドジェネシス(ディープインパクト産駒)が13着、3番人気レッドガラン(ロードカナロア産駒)も6着に敗退。昨年のエリザベス女王杯においても2番人気スタニングローズ(キングカメハメハ産駒)が14着に敗れるなど上位人気馬の凡走が多く、このコースにおいては主流から外れた血統の馬を狙うべきと言える。

このようにステイゴールド系が好走できる背景には、コース形態とレース展開にある。阪神芝2200mは直線の短い内回りで2度の急坂があるコース設計。急坂を2度超えるタフなコースのため、パワーが必要だ。また、スタートしてから1コーナーまで500m以上の距離があり、上のクラスになればなるほどテンが早くなり緩みの少ないスタミナの消耗戦になりやすい。よってスピードに特化している日本の主流血統よりもパワーとスタミナが豊富なステイゴールドの血が浮上してくるのだろう。

今回はステイゴールド系種牡馬の産駒に注目する。

■アフリカンゴールド

父に2001年の香港GI・香港ヴァーズで悲願のGI制覇を成し遂げたステイゴールド、母父に米GI・ドゥワイアSを勝ったゴーンウエストがいる配合。

昨年の京都記念ではスタートから積極的にハナを狙い、逃げの手に出ると直線に入っても脚色は衰えず、そのまま逃げ切りV。7歳にして重賞初制覇を成し遂げた。今年はユニコーンライオンやキングオブドラゴンといった同型馬はいるものの、昨年同様スムーズに競馬できれば決してノーチャンスではない。

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もちろん、血統面でも推せるポイントはあり、2018年以降、父ステイゴールド×母父ミスプロ系の牡馬またはセン馬は、前走と同距離の芝2000m以上に出走すると【2.2.1.11】勝率12.5%、複勝率31.3%、単回収値362と妙味抜群の成績を誇る。

なかでも前走と同じ騎手の継続騎乗だった場合は【2.2.1.3】勝率25.0%、複勝率62.5%、単回収値725。今回も前走と同距離であり、国分恭介騎手が継続騎乗できる点も心強い。9着に敗れた前走の日経新春杯は2カ月半の休み明け。一度叩いて上積みも大きく走り頃の今回、むしろ前走大敗が大波乱を演出する布石となる。

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文●中井達也(SPREAD編集部)