【共同通信杯/穴ライズ】想定“10人気”前後の盲点 「重賞組にも見劣りしない存在」

 

【共同通信杯/穴ライズ】想定“10人気”前後の盲点 「重賞組にも見劣りしない存在」

■コレペティトール

デビュー戦は太め感を見せ、使いながらの評価で8番人気。しかも、直線では進路を取るのにモタついてしまったが、ラスト1Fで鋭く伸びて3着に入った。2戦目の未勝利は内へモタれる仕草を見せながらも完勝。幼さを見せながらの好内容は、ポテンシャルの高さを裏付けるパフォーマンスだった。

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圧巻だったのは前走・こうやまき賞。スタートを決めると中団やや後ろのポジションでしっかりと折り合い、4角大外を回って悠々と差し切りV。指揮官も「100点満点」の評価を与える成長ぶりをアピールした。

マイルで高いパフォーマンスを見せた馬だが、2走前・東京芝1800mの頃は成長途上の段階。そこでもラスト3F11秒5-11秒5-11秒8のラップを差し切っているのだから、距離もコースも問題なし。重賞・GI好走馬や新馬勝ちに注目が集まるここに入っても見劣りせず、積極的に買いたい1頭だ。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。