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【京都記念/追い切り診断】ドウデュースを上回る高評価 「最終追いの気迫はかなりのレベル」

【京都記念/追い切り診断】ドウデュースを上回る高評価 「最終追いの気迫はかなりのレベル」

■キラーアビリティ

【中間調整】デビュー4戦目で挑んだホープフルSで快勝を収めたが、翌2022年の春クラシック本番では出遅れや折り合い面がネックとなり、結果を出せず。昨年秋の復帰戦アルゼンチン共和国杯も出負けが祟り8着に終わったが、続く中日新聞杯では新たに装着したクロス鼻革の効果がてきめんだったようで、1年弱ぶりの勝利を掴んでみせた。その後は放牧を挟んで京都記念を目指すことが早い段階で決定。1月9日に栗東へ戻ったのち、ケアにやや時間を要したが22日のCW併せ馬から時計を出し始めている。1週前追いにはB.ムルザバエフ騎手が騎乗し、速い全体時計をマーク。飛ばした分ラストはやや要したが、それでもバランスを崩さず素軽さをしっかり保っていた。

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【最終追い切り】レース当週は団野騎手が騎乗し、CW単走。1週前の時点で負荷は十分だったので。終い重点で操縦性の錬磨に努めた。序盤はしっかり溜めが利いており、ラストの促しには重心を沈めて加速。単走とは思えない気迫が感じられたのもいい。

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【見解】序盤から動かしていくB.ムルザバエフ騎手独特の攻めが奏功したのか、最終追いで見せた気迫はかなりのレベルにあった。立ち上げが若干遅れたことをしっかりリカバーできており、中8週とひと息入っているとは思えない好気配にある。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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